・S.W side ページ7
医者1 「な！知ってるか！美人で有名の鈴乃さん…子どもできたんだって!!」
医者2 「まじか…あれだろ、相手は東条くんだろ？」
医者1「それが、東条くんじゃないらしい！」
医者2「えっ!!じゃ、誰！？」
医者1「そこまでは…。」
うわ〜入りずらっ。
なんで知れ渡ってんだよ。
まぁ、そうなるか。だってあいつ美人だし。
気にせず入るか。
渡辺 「おつかれ。」
医者「「お疲れ様です！」」
医者2「渡辺先輩知ってました？鈴乃さん、子どもできたらしいですよ！」
渡辺「…へぇ〜。」
医者1「バカ！先輩は、そういうのに興味なんてねぇよ！」
確かにないけど、それは別だし。
医者2「あ〜あ、なんか残念だな〜。」
渡辺「なんで？」
医者2「だって、あの美貌に加えて優しいし、それに気遣いのできる女神ですよ！
うわ〜ショック。」
渡辺 「そんなやつ、探したら他にもいっぱいいるだろ。」
医者1「いませんよ！鈴乃さんしかいません！」
後輩がごちゃごちゃ言うけど、気にせず書類整理にあたった。
確かに、あいつは美人で優しくて、気遣いのできるやつだ。
昔から変わってない。
引き出しを開けて、奥にしまっていた写真を取り出した。
渡辺「変わってないな。」
その写真は、俺が医者になりたての頃に撮った写真で、当時救命医として働いていた。
そして、同じ写真に薬剤師になりたてのあいつもいた。
渡辺「覚えてないか。」
本当は、知ってるんだお前のこと。
全くって言っていいほど、俺たちは関わりなんてなかった。
けど、お前が先輩に怒られてる姿や、患者さんにも医者にも優しくしている姿、患者さんが急変して亡くなった時、誰よりも大粒の涙を流して泣いていたことも全部、俺だけが知ってる。
医者1「先輩、誰だと思います？鈴乃さんの相手。」
渡辺 「は？興味ないわ。」
医者2「少しは興味持ってくださいよ！」
渡辺「うるせぇ。ほら、仕事戻れ！」
後輩を追い返し、スマホを取り出した。
画面を開いても、連絡なし。
大きなため息をついた。
渡辺「もっと、頼れよ。
俺たちの子だろ。」
連絡もきてない、自分のスマホに問いかけても返事なんかないのに。
書類整理を始めようとしたとき、スマホが鳴った。
見ると、知らない番号だった。
期待を抱いて「もしもし。」と出た。
«突然、すみません。鈴乃です。»
待っていたAから連絡が来た。
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Yui(プロフ) - あんずさん» 更新が遅れてすみません。仕事をしているので、遅れてしまいました。この先、遅れる可能性がありますのでご了承ください。待っててくれてありがとうございます。 (2023年2月25日 21時) (
レス) id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
あんず - 更新楽しみにしてます。 (2023年2月25日 21時) (レス) id: 73e073c47a (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - あんずさん» ありがとうございます。今日も更新しますので楽しみ待っててもらえたら嬉しいです。 (2023年2月20日 12時) (レス) id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
あんず - 更新楽しみに待ってました。これからも、楽しみに待っています。 (2023年2月19日 22時) (レス) @page42 id: 73e073c47a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yui | 作成日時：2023年1月6日 0時
