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渡辺「あの時知らないフリして近づいたけど本当はチャンスだと思った。
実はあの時Aに隠していたことがあります。
それは俺も酔っ払っていました。」
『えーーーーー!!』
やばっ、今日1でっかい出しちゃった。
というか嘘でしょ！？
渡辺「その酔いで、俺は男としてしてはいけないことをしました。
酔いの力を借りて……。
ここまで言えばわかると思います。 」
→いや、わかりますよ。だって当事者だし！
ってか、翔太も酔っ払ってたの！？
そこが衝撃だわ…。
渡辺「酔っ払ってる時しか自分の本音を話せなかったし、Aも酔っ払ってたから聞いてないと思って話したけどやっぱり聞こえてませんでしたね。
あの後、しばらく会わなかったうちにAのお腹の中には結人がいました。
Aに全てを忘れてくださいって言われていたけど忘れたくなかった。
でも本音を言えなく、結局ダラダラした時間が流れ、曖昧のまま告白して、自分なりに上手くいくと思っていました。
けど、Aと分かち合えることができなかったあの日…
別れを告げられたあの日…
死ぬ程、後悔しました。」
知らなかった…そこまで私のこと思っていたなんて…。
渡辺「離したくないと思っていた存在が自分のわがままで離れていき、二度とAに辛い思いをさせないと誓った矢先に、また悲劇は訪れ、Aが意識不明の重体で運ばれてきた時、天罰が下ったと思いました。
この時の俺もまた無力で、何もすることが出来ずただ回復を待つだけの時間が悲しく辛かったです。
Aが目覚めるまで自分にもAにも約束したことがあります。
それは、もう二度と自分の気持ちに嘘をつかないで素直になろうと決めました。
答えを出すのに、時間をかけてごめんなさい。
こんなどうしようもない俺ですが、Aや結人を誰にも負けないくらい守り、愛しぬくことをここで誓います。
これからも、末永くよろしくお願いします。
翔太より。」
翔太の手紙が読み終えると、割れるばかりの拍手と歓声に包まれた。
私の隣に戻ってきた翔太は、真剣な眼差しで見てきて、私もそんな翔太から目が離せなかった。
渡辺「泣くなよ。」
泣いている私の目元を優しく拭ってくれる。
『ありがとう。私、今すっごく幸せだよ。』
渡辺「これからも。だろ？」
『うん。』
体を引き寄せられ、翔太にギュッと抱きしめられ、耳元で「愛してる」と言われ、翔太と結婚出来てよかったと思った。
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Yui(プロフ) - あんずさん» 更新が遅れてすみません。仕事をしているので、遅れてしまいました。この先、遅れる可能性がありますのでご了承ください。待っててくれてありがとうございます。 (2023年2月25日 21時) (
レス) id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
あんず - 更新楽しみにしてます。 (2023年2月25日 21時) (レス) id: 73e073c47a (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - あんずさん» ありがとうございます。今日も更新しますので楽しみ待っててもらえたら嬉しいです。 (2023年2月20日 12時) (レス) id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
あんず - 更新楽しみに待ってました。これからも、楽しみに待っています。 (2023年2月19日 22時) (レス) @page42 id: 73e073c47a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yui | 作成日時：2023年1月6日 0時
