仕事復帰 ページ13
『1ヶ月間ありがとうございました。また、お願いします!』
辛かったつわりが晴れて終わり、無事仕事復帰を果たしました!
と言っても、出来ることは限られていますが…。
真壁「無理しないでよ!体調が悪くなったらすぐ言うこと!いい?」
『はい、わかりました!』
「よろしい!」と言って、私は主に書類整理と病棟に行き患者さんの薬説明に、先生が処方した薬の確認と体に負担をかけないようにしてくれた。
朋美「よかった〜食べてくれるようになって!」
昼ごはんも朋美と一緒に食べていた。
『つわりが長ったから、ご飯が美味しく感じる(笑)』
朋美「見てるこっちも辛かったよ。」
『嘘つけ、バクバク食べてたじゃん(笑)』
朋美「バレた?(笑)」
笑い合っていると、「A」と声をかけられた。
聞きたくも、会いたくもない元彼が来た。
無視して、通り過ぎようとしたら腕を掴まれてしまいには違う所へ引っ張っられた。
『ちょ…離して!嫌だ!』
誰も通らない廊下に連れてこられ、逃げられないように壁際に追いやられた。
葵「…俺が悪かった。もう一度、やり直してほしい。」
『絶対に嫌だ。そんなつもりないから。』
葵「俺が代わりになるからその子の。」
『必要ない。あんたの子じゃないし。』
葵「1人でやっていけるの?子育てとか、仕事もそうだけど。」
『親にも助けてもらうから必要ないし、お父さん達も了承してくれたからご心配なく。』
葵「虫がいいのはわかっている、けど俺にはAが必要なんだ!」
そんなこと言われても今の私には全然響かない。
『悪いけど、あんたなんか…「しつけぇな、お前。」……。』
声をした方向見ると、渡辺先生がいた。
なんでここに…。
葵は、渡辺先生と睨みあって、手が緩んだ一瞬の隙を狙って逃げた。
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S.W side
渡辺「しつこい男は嫌われるぞ?あーあ、もう嫌われてっか。」
葵「渡辺先生ですよね?お腹の子の父親。」
渡辺「そうだけど、それが何?」
葵「認めるんですね。」
渡辺「事実だからな。」
葵「返してもらってもいいですか?Aの事。」
渡辺「嫌だね。」
葵「俺にはAが必要なんです。」
渡辺「お前、よく言えんな。そんな事。」
「は?」という元彼に追い打ちをかけるように耳元でいってやった。
渡辺「借金あるんだろ?」
元彼は大きく目を見開いた。
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Yui(プロフ) - あんずさん» 更新が遅れてすみません。仕事をしているので、遅れてしまいました。この先、遅れる可能性がありますのでご了承ください。待っててくれてありがとうございます。 (2023年2月25日 21時) (レス) id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
あんず - 更新楽しみにしてます。 (2023年2月25日 21時) (レス) id: 73e073c47a (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - あんずさん» ありがとうございます。今日も更新しますので楽しみ待っててもらえたら嬉しいです。 (2023年2月20日 12時) (レス) id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
あんず - 更新楽しみに待ってました。これからも、楽しみに待っています。 (2023年2月19日 22時) (レス) @page42 id: 73e073c47a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yui | 作成日時:2023年1月6日 0時