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柱合会議 ページ3

鴉「伝令ェー!伝令ェー!


緊急柱合会議ィーー!至急、本部ニ向カェーー!」






俺様は音柱、宇随天元。


忍び出身の祭りの神だ!




宇「しっかし、緊急柱合会議なんぞ

俺が柱になって初め「早クイケ!早クイケ!」


被せんな!クソ鴉!」



鴉「ケッケッケ」





…まぁ、とにかくだ!


地味にグダグダ考えんのは派手な俺らしくねぇ!





宇「っと、俺が一番乗りか。…あ?」



俺は柱だか、現柱で一番若い。




最近なったばかりだから柱合会議には

大抵一番か二番だ。…時々悲鳴嶼さんがいるが。







だが今日は一番乗りでも、

悲鳴嶼さんがいたわけでもねぇ。







宇「なんだ?お前、地味なやつだな。」




幼子がいた、腕を縛られた煤汚れた服を着ている






砂利の上でひたすらぼんやりしていて気味が悪い




宇「おい、お前何でこんなとこにいんだよ。」




幼子は答えないどころか反応すらしなかった。






大人しく待ってると、皆が集まり

柱合会議が始まった。





他の柱もこいつが何なのか知らないらしく



ただ、隠だけが幼子にびびっていた。






お館様がいらっしゃっていつもの口上をいう





「つきまして、この少女についてなのですが…」






館「そう、皆にねその子について

話しておきたかったんだ。




昨日北の里で十二鬼月が出た、下弦だけどね。





その子は殺された隊士の刀を使って




…下弦の陸を倒したんだ。」





柱「「「…!?!?」」」






「こんな幼子が…?」


「あり合わせの刀で鬼を切っただと!」



「それも十二鬼月だ…!」






宇「…どこかの剣士の家の子なのでしょうか、

お館様。」





館「…それがね、名前どころか家や歳も

教えてくれないんだ。



……一言も話さないんだよ。」




お館様は困ったように仰った。



「「「…。」」」






この餓鬼が十二鬼月を…?



館「この子は稀血だし、


家もわからないからね。

保護したほうがいいと思うんだ。




だから元炎柱のところに引き取ってもらう。



だけど、皆も何かと気をかけてあげてね。」





元炎柱…?確か5、6年前まで柱だった人だ。




下の階級のやつに炎使い手がいるが



熱くて派手でいい奴だ!






一度地味な幼子を見やる





…大丈夫だろ!

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姫華(ヒメカ)(プロフ) - 編集の所に設定みたいなマークがあると思うんですが、そこからルビという所を選択すると、ふりがな?が着くと思います。 (2019年11月9日 12時) (レス) id: 16c4b6ebdc (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグ外して下さいねー。 (2019年11月4日 12時) (レス) id: 6bfb0a3970 (このIDを非表示/違反報告)
ヤツシロ(プロフ) - これだけオリジナルフラグと言われているのに外さない方がほんと多いんですね (2019年11月4日 10時) (レス) id: 9a3358abae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カナデ | 作成日時:2019年11月4日 10時

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