44話 ページ42
毎日が幸せだった。
「ご飯は何がいいですか?」
「君と千寿郎の作るものはなんでもうまいからなぁ・・・」
さりげなく褒めてくれる貴方。
「怪我をしてはいけないから重いものを持たなくていい!こういう時は俺を呼びなさい!」
「ありがとうございます・・・」
甘やかしながらもしかっり注意してくれる貴方。
「冬場は手が荒れるだろう。この薬を塗るといい・・・」
「このお薬は藤の花の良い匂いがするんですね、ありがとうございます!」
私の事をいつも気にかけてくれる貴方。
毎日が陽に包まれるように暖かく笑顔の絶えない毎日だった。
「こんなに幸せな毎日が送れるだなんてちょっと前では考えられないわね」
杏寿郎さんのお仕事の服を干しながらふふっと笑みをこぼす
そんな私の頬にポタッと水滴が落ちきて、先ほどまで晴れていたはずなのに急に土砂降りになってしまった
「変な天気ね・・・」
何故か胸がざわつく
思わず拳を握りしめた。
私は雨だということも忘れて会議だと言って出かけて行った杏寿郎さんが心配になり思わず玄関を飛びだしていた
「杏寿郎さん・・・」
きっと大丈夫、会議だもの・・・
胸のざわつきを消そうと必死にあてもなく杏寿郎さんを探した
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しろねこ(プロフ) - こんにちは!同じしろねこさんですね笑 更新頑張ってください! (2021年6月25日 0時) (レス) id: a079615375 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ(プロフ) - まゆさん» そんな風に言ってくださって感謝しかないです!少しづつの更新になると思いますがよろしくお願いします!応援ありがとうございます! (2021年1月18日 2時) (レス) id: f94644e352 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 煉獄さんがかっこよすぎて涙が出そうになりました!これからも更新頑張って下さい!応援しています! (2021年1月17日 21時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ(プロフ) - 麗さん» コメントとご指摘ありがとうございます!何とも恥ずかしい間違いを...。すみません。出来るだけ早く訂正します! (2020年11月10日 13時) (レス) id: 7237089148 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 23ページ 昔の家は家事で の 家事 は 火事 だと思います (2020年11月10日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろねこ | 作成日時:2020年10月3日 1時