２４話 ページ24
私の朝はお仕事から帰宅する煉獄さんをお迎えすることから始まる
ちなみに、お父様の慎寿郎様はほとんどお部屋から出てはこないがお部屋の前にご飯を置いておくと次に見たとき空になっているのできっと食べてはくれているのだろう・・・
いつか皆で仲睦まじく食卓を囲めたらどんなにいい事か・・・
そんな日が来ることをいつも願っている
ただそんな願いも届かないものでほとんど３人で生活しているようなものだ
「おかえりなさいませ、朝食の前に湯あみをどうぞ」
「うむ！ありがとう！」
そうして煉獄さんが湯あみをしている間に千寿郎君と朝食の準備を済ませる
「うまい！！！」
その大声を聞きながら３人で朝食を済ませ煉獄さんが睡眠をとっている間によくご飯などの買い物に行く
千寿郎君と色々なお店を見て献立を練ったり、たまにおやつを買ってのんびり食べながら煉獄さんのお話をするのが大好きな時間だ
それから家に帰るころには煉獄さんも目を覚ますので一緒に昼食を取る
その後煉獄さんは鍛錬をしたり書類関係のお仕事をしたりと忙しそうにする中千寿郎君と手分けして掃除やお洗濯を済ませる
こんなに広い屋敷を今まで１人で掃除してきた千寿郎君は本当にすごいわ！
たまに３人でお茶でも飲んで一息つく
そんな時煉獄さんは鬼の話や他の隊士のお話をしてくれる
私の知らない世界を煉獄さんは沢山知っていて少し遠い存在の人のようだが、煉獄さんの活躍を耳にするとなぜか誇らしくなる
一度だけ煉獄さんの鍛錬中のお姿を見たことがある
赤い刀身はまるで煉獄さんの燃える心のように綺麗だった
その綺麗な刀身から繰り出される技を見た時、私は煉獄さんのそのお姿から目が離せなくなっていた・・・
私は昔の火事で両親を亡くしてから“火”と言うものが大嫌いだった
私にとって火と言うものは大切なものを灰になるまで燃やし幸せを奪っていくものだった
けど煉獄さんに出会ってから・・・
煉獄さんと一緒に過ごすようになってから・・・
自分の心を燃やし戦う煉獄さんの姿を見てから・・・・
私の考えは変わった
火と言うものは綺麗であるということに
煉獄さんの炎に私は沢山守られた
私は炎のように熱く燃える煉獄さんが大好きなのだ
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しろねこ(プロフ) - こんにちは！同じしろねこさんですね笑 更新頑張ってください！ (2021年6月25日 0時) (
レス) id: a079615375 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ(プロフ) - まゆさん» そんな風に言ってくださって感謝しかないです！少しづつの更新になると思いますがよろしくお願いします！応援ありがとうございます！ (2021年1月18日 2時) (レス) id: f94644e352 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 煉獄さんがかっこよすぎて涙が出そうになりました！これからも更新頑張って下さい！応援しています！ (2021年1月17日 21時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ(プロフ) - 麗さん» コメントとご指摘ありがとうございます！何とも恥ずかしい間違いを...。すみません。出来るだけ早く訂正します！ (2020年11月10日 13時) (レス) id: 7237089148 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 23ページ 昔の家は家事で の 家事 は 火事 だと思います (2020年11月10日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろねこ | 作成日時：2020年10月3日 1時
