【約ネバ】自宅警備員のモブがマンホールに落ちたらこうなる！【男主】

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「ちょっと計算もしてみたけど

電池寿命が10年以上で手術後の残らない超小型

2015年当時じゃ多分フィクションの代物」

「つまり？」

「仕組みを予想して場所や壊し方を

特定するのは困難だってこと

ましてや鬼独自の技術だったらお手上げだ」

「確かに....鬼独自の技術の可能性も

むしろその方が.......」

「え.....」

「詰んでない？」

「詰んでる」

だめじゃん！！

「レントゲンとかあればな」

「いや、仕組みじゃなくても予想はできる

考えれば必ず策はあるはず」

発信機さえなんとか出来たら.......！

究極あとはママを出し抜けば(かなり無茶だが)

逃走にも踏み切れる

考えろ、敵の視点で合理的な支配.....

どこに発振器を埋めればいい？

どこに、どんな.....

「情報が足りなさすぎる.....！」

「それな」

けど見つけなければ......

.発振器の「場所」と「壊し方」

「.......」

「こうなることがわかっていてーの余裕なのかな」

「？」

「ママだよ引っかからない？」

時間は有限 焦らせてボロを出させる作戦.....

でも時間が有限はママも同じはず

「うまく言えないんだけど

回りくどいというか手ぬるいというか......」

「「標的を探す必死さに欠ける」？」

「そう！」

発信機からはなんの断定もできない

たとえ疑われても、全ては疑い全ては警戒の域だ

ママは一刻も早く標的を特定、対処したいはず

なのになんだこの違和感

ママは何を考えている！？

ママは母であり師

「さぁ！

相談していいわよ

3人まとめてかかっていらっしゃい」

私達を育てた

「引っかかるんだ.....

思いすごしならいいんだけど.....」

ママは.....ママはもっと......


貴方side

「おーい、サボんなよ最年長」

『そうだぞ〜サボんな

この俺が珍しくやってんのに.....全く』

「普段からやれよ」

てへぺろぉ(ﾉ≧ڡ≦)☆

「！ごめんごめん」

「さっさと終わらせよう！」

『ｱｯｰ!!!!↑これ明日も続くの？

めんどくさあい♡』

俺キモすぎ


ママside

「ねぇママ

エマたちいつまでお手伝いなのー！？

ぼくエマと遊びたい！」

「ノーマンとー！」

「Aとー！」

「大丈夫、お手伝いは今日までよ」



次の日 貴方side

「え？」

お、やっと来たねぇ

「紹介するわ、新しい妹キャロルよ

そしてシスター・クローネ

ママのお手伝いに来てもらったの」

顔の迫力すげぇ

「お.......大人...？」

エマ達完全に声出しとるん

気をつけようよ

「それにいつもより赤ん坊がくるのが早い」

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