第 4 5 話 ページ4
_優一郎side_
俺たちはフェリドの手から逃れた。
フェ「……まだ、諦めてないの? いい加減諦めろガキが…。もう十分はしゃいだだろ…。」
いつものヘラヘラとした感じからは想像できない、冷たい目で俺たちを見る。
優/ミ「っ………。」
くそ……!!
目の前にAがいるのに救えないのかよ…。
ミ「優ちゃん……行こう…。」
俺はミカの言葉を聞いて、唇を噛み。もう一度Aの方を見てミカとフェリドについて行き、撤退する。
醜い人間の手から必ず救ってやるからな…A……。
_グレンside_
あ〜あ……逃げられちまったか…。
シ「一瀬グレン中佐。あとで少し…お聞きしたいことがあります」
シノアか…。
まぁ、来るとは思ってたがな…。
グ「俺はお前の話に興味がない…。だから来んな」
冷たく言い放つと、何も言わなくなったシノア。
三「おい、こいつどうすんだ!! すごい怪我してるぞ!!」
与「こ、これ…治療しなくていいの?」
シノア「…いえ、治療がいると思います。新宿に戻りましょう…」
君月がAを抱えて新宿まで戻っていった。
シノアがなんか喋ってたけど…聞こえなかったなぁ…。
.
それよりも、あの長髪の吸血鬼にはバレたかなぁ?
.
あいつはただのセラフじゃねぇってことが…。
.
_吸血鬼都市
フェ「いや〜意外だったなぁ…。まさか、予想以上の結果になるとは……。
やっぱりあの子は面白いね…………
.
塩の王に… “ 無 ” の王……か…。」
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作者名:ホットミルク | 作成日時:2018年5月24日 0時