第 ５ ６ 話 ページ15
＿新宿
＿Aside＿
今は外で鬼呪装備の訓練をするらしいから、外壁の外に来てるんだけど…
『なんで与一…鬼の具現化ができてんの！！』
さっき、ヨハネの四騎士がこちらに向かって来たため、与一が鬼を具現化して倒した。
これには俺たち全員、驚いた。
シ「教えていないのに、鬼の具現化を成功させるなんて…。 まぁ、与一さんは異常に鬼呪の制御能力が高かったですし…。」
そんな感じでシノアが言ってたな…
三「与一は自分でできたから、Aと君月の修行を始めるか。」
シ「そうですね。そうしましょうか。」
やっとできるのか！
でも、阿修羅丸は憑依化と具現化どっちなんだろ？
シ「Aさんと君月さんの鬼はかなり強いので、おそらく憑依化タイプでしょう。そのような鬼は憑依し接近戦で多く力を発揮します。
町から離れわざわざこのような遠いところに来たのも、お二人が万一暴走したとき、周囲に迷惑をかけないようにするためですね。」
あ、俺と君月のは憑依化の方なんだな…。
じゃあ、グレンと一緒か…
三「まずは、Aが私と戦ってみろ。」
『おう分かった！』
俺が返事をすると、後ろへ下がる三葉。
そして…
三「出てこい、天字竜！」
思いっきり鎌を地面に叩きつけた。
すると、一気に無数の影が飛び出して来て俺に襲いかかってくる。
とりあえず、全部躱さずに斬るか！
『力を貸せ…阿修羅丸！！』
シ，三「 ッ！！！」
シ「全く…どうしたらそんな力が出るんでしょうか…」
三「あぁ…全くだ。」
シノア達がなんか言ってたけど…聞こえない…
シ「じゃあ、憑依の修行を始めますか。武器に血を吸えって言ってみてください♪」
『血？ なんか、吸血鬼みたいだな…まぁ、いいや。俺の血を吸え阿修羅丸！！一緒にもっと強くなるぞ！』
少し血を吸われたかもしれないという感触が来た後、俺は意識を失った。
＿サングィネム
優「(クソッ……喉が渇く。人間の血が！ 飲みたい！！)」
ミ「(喉が…渇く。血が欲しい…)」
優，ミ「(苦しいよ…A/ちゃん。」
．
＿とある場所
××「必ず、取り戻すよA…。汚い “＿＿” 達から救い出すからね…。
．
そして、完璧な “＿＿” に戻す…。」
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作者名：ﾎｯﾄﾐﾙｸ | 作成日時：2018年5月24日 0時
