第 ２ ２ 話 ページ24
＿Aside＿
今日は筆記試験の結果が返ってくるらしい。
正直、返ってこなくていい……。
自信？あるけど……あるぜ……。
小「では、テストを返します。呼ばれた人から前に取りにきてくださいね。〇〇さん。」
どんどん人が呼ばれていく。
もうすぐで俺の番だ。
小「百夜A君。」
き、来た……。
あ、足が重い…。
先生はテストを渡す時、苦笑いだった。
そ、そんなに悪いのか？
恐る恐る、得点が書いてある場所を見ると……
『(れ、0点！！)』
0点だと！！
い、一問もあってないのか？！
シ「Aさ〜ん。テストどうでしたかぁ〜？」
はっ、シ、シノアに見せたら馬鹿にされる。
絶対に見られないように……シ「わぁ〜！0点なんですか？！」
あぁァァ〜！！！
与「れ、0点…？本当に？」
君「うわっ！マジで0点だwお前、いくら馬鹿でも0点はないだろ！www」
く、くそっ…君月の野郎…。
『そ、そういうお前は何点なんだよ。俺を馬鹿にするなら、さぞかし良い点を取ってるんだよな？』
嫌味のつもりで言ったのだが…
俺は君月が見せてきたテストの点数に目が釘付けになった。
『ひゃ、100点だと……。』
君「お前とは頭のつくりが違うからな。」
こ、こいつ〜
ぶっ殺してやる！！
俺と君月で言い争っていると…
グ「おーおー、相変わらずうるせぇなここは…。」
グレンの野郎が教室に入ってきた。
『あ。おい、君月。グレンの野郎だぞ。』
俺はグレンの側に行くと、
『おいグレン！早く鬼呪装備をよこせよ。』
君「こんな馬鹿より、俺に早くください！！」
誰が馬鹿だってぇ…。
グ「うるせぇなお前らは。で、どんな感じだ。」
グレンが先生になんか聞いてる。
小「2人ともあの頃の私よりはかなり強いです。特にA君がそうですね。」
先生は続ける。
小「ですが、意外や意外。鬼に対する心の安定度は圧倒的に与一君です。」
先生の言葉にほぉ〜っと意外そうな顔をするグレン。
グ「んじゃ、試して見るか。」
そう言いグレンは腰につけている剣を抜く。
そして…
グ「死んだ奴は修練足りてなかった自分を恨め。」
教室の床に剣を突き立てた。
その瞬間＿＿＿＿
『ッ？！ な、なんだこれ…。』
軽く胸を締め付けられたような感覚が体を襲った。
周りではもう何人かが床に倒れて気絶していた。
．
キリ悪いですが→
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
邪答院つるる(プロフ) - コメント失礼します！面白かったです！第19話の所なんですが、クルル・ツェペシの所をクルル・チェペシになってしまっています。 (2018年11月18日 18時) (
レス) id: d5c5d536a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ﾎｯﾄﾐﾙｸ | 作成日時：2018年5月17日 22時
