狐の一人遊び[文スト]

三匹 ページ6

(「わぁ！凄い良い川だ！ちょっと入水してくるよ！」)


『先輩を誘っといてこれか…太宰君は酷いな』


現在、太宰君が入水という馬鹿なことをやらかし、国木田君と行動している

「…本当にすいません。」

『大丈夫だよ、国木田君が気にする必要はないよ」

『ごんもそう言ってるしね』

「しかし…『うだうだ言わない！』はい…」

てか何処まで流れちゃったんだろうね？

『ごん〜見つかりそう？包帯の匂いでも辿ればいける気がするけども』

「異物が川の中に流れてたら大体太宰ですよ」

『あはははっ！！確かにそうかもねぇ！』

「虎探し…今日中に終わりますかね？」

『太宰君がやらかしたから無理じゃないかな』

「ですよね、あの包『でもね…』？」

『あの太宰君だから、なんかやりそうだけど』



例えば、虎に会っているとかね

？何か言いましたか

いや、何でもないよ

ならいいですけど

太宰君を、早く見つけなきゃね…


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『僕も一度入水してみようかな〜』


「やめてください…Aさん」


『風邪になりそうだからやめとく』

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