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十五匹 ページ19

現在、探偵社に戻っております

『太宰君はこれに懲りたら女性を誑かすのはやめなよね?』


「カニ缶ご馳走さまでした〜」


『話そらすんじゃない』

コイツ懲りてないな


「Aさん…なんかすいません」


『谷崎君も気にしすぎだよ〜。将来ハゲちゃうよ?』

「__それはちょっと…」


『あはは!ま、平気だよ』


「あ、そういえば…」


『んんー?どうしたのさ太宰君』


「先輩は探偵社が出来た時の事って知ってます?」

「ああ、そういえば…。Aさん最初からいるんですっけ?」


『え?いやまぁそうだけども…。いきなりだなぁ』


「少し気になりましてねぇ、先程まで谷崎君とも話してたんですよ」


「ボクも少し気になりますね」


『僕は確かに最初の方からいるけども〜』


「国木田君よりも早く入ってたんですよね?」


『んん…。探偵社前から知り合いでね』


『まぁ、知ってるけどさぁ…。社長から聞いた方がいいと思うよ』


「なんかイケナイルートからですか?」


『まぁ、間違ってないかな』


「ぇぇ…。そうなんですか?」


『谷崎君…。引いた目で見ないで…。てか嘘だからね。ただ単にらお知り合いってやつ』


『本人たちから聞いてください!はい、終わり!』


僕は話したくないんだよね、それに曖昧なんだよ。

本人たちのがわかるだろ。普通

「残念だなぁ…。国木田君知ってるかな〜」


「さぁ…どうでしょうかね」


「そうだ!谷崎君が聞いてよ!」


「ボクですかっ!?」


『あー、苺のプリンが食べたいなあ』

買いに行こうかな…。悩むな…。


「ちょっとAさん…助けてくださいぃ…」


「お願いだよ〜!谷崎君っ!」


後輩たちが仲良くなるのは良いこと…だよ、うん

________

『んん〜。お腹空いた』

「あれ?食べてなかったんですか?」

『忘れてた』

「ボク、おにぎり持ってますよ。食べます?」

『いつ買ったの…。お言葉に甘えて食べます』

「持ってきてたの忘れてたので…。どうぞ」

『んむ…。ありがとねー』


「(私…空気になれる気がする)」

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強いうさぎLv3 - 新美南吉…!!地元…!!(嬉しい) (2019年6月14日 20時) (レス) id: 1eba992f2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百合 | 作成日時:2018年8月5日 19時

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