狐の一人遊び[文スト] (ページ13)

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九匹ページ13

はあ…ヤバイ疲れた

『新美です。ただ今戻りました』

んーと…いつ振りだっけかな？

書類の山が出来てるのがキツイ。

今日は徹夜っ！きゃぁ照れちゃう(

「遅いですよ。というか息切れてますね。」

ふと声が聞こえた方に顔を向けると採菊が。

いい笑顔で監視のお仕事は大変ですね……と

皮肉しかない。

『申し訳ございません。』

「思ってないですね。doubt」

『なんで分かったしぃ……』

「ははは、死んでください」

[ガンッ]

『いったぁ…、ちょ、採菊さんキツイっす』

まってたんこぶ出来てない？大丈夫これ？

ちらりと採菊の顔を覗くとめっちゃいい笑顔でこちらを見てた

さっきとは違って殺気が混じってる笑顔。

いやそれ笑ってないわ。すみません

「書類。しっかりやってくださいね？Aさん？」

『＿＿＿＿うぃっす』

返事をすると、採菊はそれで良いんですと言い残して隊長のところに行った

大方今日の任務の話だろう。

「A！元気にしとったか？」

『燁子さん！！今日も可愛らしいです！！』

「は？(頭)大丈夫か？」

『すみません。元気にしておりました』

だって燁子さんが可愛いのがいけないと思います

「はぁ…監視だったかのう？正直いるのか？」

『んー…それはわかりませんけど…。僕は楽しいですよ』

「＿＿＿そんなのは訊いておらん！！」

『ですよね～……』

「…こっちに来る頻度を増やしたら許してやろう」

『………ありがとうございます』

「うむ！それでよい！」

お優しい…流石猟犬の唯一の大天使

実戦では悪魔だけど、何時もは天使。素晴らしい

盆栽……買いに行こうかな……

それより隊長の写真が好きそうな…。んー。

「おい、新美。珍しいな」

『鐵腸、今日も元気そうだね。』

「…？そんな事はないが」

『あーうん。気にしなくていいよ』

鐵腸とは仲が良い方だとは思う。

ご飯食べに行ったりもするし、よく話すし…

いや普通くらいか…？

「そろそろ行きますよ。Aさんはこれでも見てください」

『あー…ありがとう』

採菊は話を終えたようで資料を渡してくれた

「よし、それじゃあ行くぞ」

お仕事…頑張りますかね