後悔先に立たず ページ17
「鍾離先生、とりあえず燎栄を探したら？」
「そう簡単に言ってくれるな、「公子」殿」
北国銀行の一室で、話をする鍾離とタルタリヤ
「俺が行っても、あれは拒絶されるだけだ」
鍾離の言葉に、タルタリヤは深くため息を着く
そして、鍾離から聞いたこうなっている原因を整理した
こうなった原因は、遡ること数時間前の出来事らしい
何かと燎栄に対して世話焼きな鍾離が、今朝から、あれはやったか？これはやったか？と、チェックをしていたらしい
その途中で、燎栄がキレたという
「俺は、もうそんな子供じゃないんだから、自分で自分のことくらい管理できる！！」
そう言ったらしい、それにいつもは温厚な鍾離もカチンと来たらしく
「お前こそ、いつも俺が外に行けば財布はどうだ、やなんだと口を出してくる。それと同じだ！それに、お前はまだ子供だろう！」
と、返したらしい
燎栄はそれで、神の目も持たずに家を飛び出したという
「はぁ…………鍾離先生。燎栄だって、もう子供じゃないんだ。少し手を離しても良いんじゃない？」
うなだれる鍾離にそう助言をしてみるが、悩んでいる
「俺だって、あの子は危なっかしいし、何にでも興味を持って首を突っ込もうとする。だから、心配になる…………けど、燎栄だって小さな子供じゃないんだよ。もう1人でも出来るんじゃ？」
苦笑を浮かべながら言うと、鍾離はそうかもしれないな、と言いながら顔を上げた
「だけど、何故あんなに怒って……」
「反抗期なんじゃない？」
タルタリヤのその言葉にまた鍾離が撃沈したのは言うまでもない
時を同じくして、燎栄はピンばあやの元にいた
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碌々(プロフ) - とまとまとさん» 間違いの報告ありがとうございます！とても助かりました (2021年6月23日 18時) (
レス) id: dd00cd6eb7 (このIDを非表示/違反報告)
りる - この小説大好きです！つづきめっちゃまってます!！ (2021年5月31日 7時) (レス) id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)
とまとまと - タルタリアではなくタルタリヤですよ！お話とても面白いです！！！ (2021年5月20日 0時) (レス) id: 1aefc9afbc (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - てえてえです、、、 (2021年5月4日 13時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碌々 | 作成日時：2021年5月1日 7時
