狗巻先輩……弟居たんっすか？

拾肆 ページ18

旅館の部屋でくつろぐ、棘と呀

2人でゲームをしている

と言うか……くつろぎまくっている

棘は呀を、膝の上に乗せて頭に顎を乗せ、呀を抱っこする感じでゲームをしている

呀は、その状態でかなり集中してやっている

「呀〜、そこに行ったら敵に集中攻撃受けるよ」

「マジで！？もう行っちゃったじゃん」

「仕方ないな」

棘は、苦笑しながら呀を助ける

「ちゃんと、兄ちゃんが助けるから」
「うわっ！強っ！」

棘の使っているアバターは、秒で敵を倒した

「呀、暇だし今からどこか遊びに行こうよ。まだ日も下がりきってないわけだし」

棘が、急な提案をしてきた

「今から？」
「そう。呀、あんまり服持ってないから、買いに行こう」

呀を立たせて、棘自身も立ち上がり、外へ行く準備をする

「兄ちゃんが行くなら、俺も行くよ」

どうしても、行きたい棘の気持ちを察して、呀も準備をする

「じゃあ、五条先生に連絡してくるから、先に外に行ってて」

棘は、五条の居る部屋に行った

呀は、財布などを入れたバックを肩からかけると、外へと出た

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