へんたい理学療法士 Ⅰ (ページ21)

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病み上がりページ21

桃「熱を出した神山くんを抱いてしまいました！！すいませんでした！そ、その〜神山くんが誘ってきてつい？その気になっちゃって…ごめんなさい」

幻覚かなんかなんかな？犬の耳が見えるぞ…

緑「俺が誘ったから俺が悪いからさ…って」

その耳を確認しようとしたら

なでなで

桃「初めて神山くんから頭撫でてもらった〜！」

ヤバい…尻尾も見えてきたこれ以上やめとこう

緑「…しんどい」

桃「ご飯ちょっとだけでも食べへん？」

確かに今日一日ご飯食べてない

緑「じゃあ雑炊、欲しい…」

桃「じゃあゆっくり休んどきや？作ってくるわ」

緑「おん」

桃「…くん！神山くん！雑炊出来たで」

緑「ありがとう」

自分で食べたいねんけどなぁ…だるくて体も上がらんし

多分スプーンも持たれへんと思う

桃「あーんしたるで遠慮せんでも」

緑「したいだけちゃうん」

桃「バレた？まぁまぁほら体上げたるから」

まぁそんな看病が一日続き

緑「やっと治ったわ〜小瀧ありがとう」

桃「いえいえ♡それじゃあさ看病した代わりにワガママ聞いてや」

緑「ええよ」

なんなんやろ？どうせキスしろとかやと思うけど

桃「『望』って呼んで欲しい…これからも」

緑「じゃあ俺の事『とも』って呼んでや？」

桃「最初神山くんから」

緑「の、望…///」

桃「照れた〜可愛いなぁやっぱ流石俺の彼女」

緑「じゃあの、望も」

桃「と、とも？」

緑「ありがとう望」

すごい違和感が凄すぎて

桃「けど行為中の時『のん』って呼んで貰わんとあかんで？それじゃあ一緒に学校行こっか」

緑「…タチ悪いわ小瀧」

桃「あー！小瀧って言った！の！ぞ！む！やで」

緑「ごめん」

やっぱ慣れへんわ

桃「って時間ヤバい！」

緑「ホンマや！」

ガチャ

ギリギリ着きました☆

赤「…」

あれ？元気なシゲがいつもより元気ない

緑「シゲおはよ」

赤「お、おはよ」

なんか様子がおかしい

そうゆう時こそ屋上や！

よし！屋上に無事移動できました(﹡ˆˆ﹡)

緑「で、シゲなんかあったん？様子がおかしいで？」

赤「そ、そうよなごめん」

ハハっと枯れた声でシゲが笑う

けど完璧には笑ってない苦笑いってとこやな