1話 ページ2
里奈side
おはよう。
どうも。京極です。
知ってるって?知ってるよ。うん。
何してるか?えっ?聞いてない?
聞いたよね?
まぁ、いいや。
今うちは1Aの教室の前にいるんだけど…
ドアがでかい。重たそ。
もういい。思い切って開けよう。
ガラガラッ
ドアが開きみんなの目が里奈の方へ向く。
『えっ…ごめん…(え、なんだよ…)』
…
なんだよ!!!
なんかチョー恥ずいんだけど?!
もうやだ帰りたい…
うちがそう思っていると。
?「机に足をかけるな!」
?「あぁ?」
喧嘩すか??ん?
ぶっ飛ばしたろか?(いい笑顔)
…とりあえず席につこ。
うちは席に座りさっきの二人を見ていた。
?「雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないのか!」
?「思わねーよ!!てめぇどこ中だぁ?端役が!」
うわ口悪っ!
てか、あの爆笑頭どっかで…
飯「っ、俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ。」
あっ!前にヘドロに襲われてた…
えーと…爆豪勝己だ!!
んん〜…いい顔してんねぇ…
爆「聡明ぇ?クソエリートじゃねぇか!ぶっ殺しがいがありそうじゃねぇか!」
飯「なっ…!ぶっ殺しがいっ?君酷いなっ、ほんとにヒーロー志望か?」
爆「けっ。あぁ…?」
飯「ん?君は…」
「「「…は…?」」」
クラスにいた人たち全員がドアの方を向く。
もちろんうちもだ。
?「あっ…!わっ…えっと…!」
……乾燥ワカメ…??
ワカメくんがあたふたしていると。
飯「おはよう!俺は私立聡明中学…」
さっきの真面目くん。飯田さんがずんずんとワカメくんの方へ歩いていった。
?「き、聞いてたよ!」
ワカメくんがそういうと、飯田さんは止まった。
飯「?」
緑「あっ…と、僕、緑谷!よろしく…!飯田くん。」
あ、緑谷って言うんだ。
飯「緑谷君。君はあの、実技試験の構造に気づいていたのだな…?」
実技試験??
…一般のか…?
…へぇ…
緑谷出久。
随分と頭がキレるんだねぇ…
1度本気で戦ってみたいなぁ…?
【ヒーロー志望のやつが言うことじゃないな。】
うるさ。
ーーーーーーーーーーーー
NEXT
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:久瀬谷 | 作成日時:2017年12月17日 17時