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prrrrr … 着信 : お母さん
「 はーい 」
＜ もしもし ？ もうすぐそっち向かうけどなんか必要な物は ？
「 ないよ 、 ありがとう 」
＜ そー ？ じゃあまた着いたら連絡するね
「 わかった 」
結局前話した時に「 俺も会いたい 」と言ってくれて今日遂に 、
お母さんが来てしまう …
隣を見れば 、
バタバタバタバタ走り回ってる恭平くん
「 なにしてんの … 」
高橋「 おれ 、 これ大丈夫 ？ 今日 、 いけてる ？ 」
「 かっこいいよ 」
高橋「 ちゃうって 、 そんなん分かってる 。 チャラくない ？ 」
「 え 、 うん 笑 大丈夫やからほんまに 」
高橋「 はあ 、 Aちゃんの言う事は信用できん 」
って 、 洗面所に入ってった
「 なんやねん 笑 」
こんなにバタバタ焦ってる恭平くんは初めて見たかも 、
高橋「 ちょ 、 もうくる ？ 」
洗面所から顔だけ覗いて聞いてくる
「 うん 、 今連絡きた 。 もうくる 」
やばいやばい 言うてまだバタバタしてる …
ピンポーン
高橋「 あ 、やばいきたきたきたきた 、 」
ドタドタ走って玄関に向かい勢いよくドアを開けた恭平くん
高橋「 はじめまして 、 どうぞ入ってください ！ 」
お母さん「 はじめまして ！ 笑 ありがとね 」
どうぞ入ってくださいって 、
恭平くんの家じゃないからな ？ 笑
「 もー 、なんもいらん言うたのに 」
お母さんは両手にいっぱい食材やらなんやら買ってきてくれてた
高橋「 ほんま 、 気使わせてしまって 。すみません 、 ありがとうございます 。 」
恭平くんてこんなしっかり話せるんや …
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作者名：いろは | 作成日時：2023年8月10日 23時
