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私もきっちり用意したかったけど 、
高橋「 はよしてーやあ 、もう 」
高橋「 なあなあ 、すきやで 」
高橋「 まだ ？ 」
って 、うるっさい人がおるからゆっくり準備なんか出来ん 。
「 はいはい 、 行こか 」
って 、私が玄関で靴を履こうとしてたら
ぎゅーって抱きしめられて
「 へっ 、 、 ！ ！ なに ？ ！ 」
自分でもびびるくらいの高い声が出た …
高橋「 ほんまにすき 、 俺な ？ しあわせやねん 」
イカついサングラスして白のタンクトップに鬼のダメージジーンズ
どう見てもそんな甘い言葉発するように見えへんねん …
「 あ 、どうもありがとう … 」
高橋「 なあ 、好きは ？ 無いん 」
ずっとこんな調子でいつまで経っても玄関でダラダラ話してる
「 この時間であたし化粧も全部できたわ … 」
色々大変やけど 、
恭平くんの Aちゃん好き好き 〜 ！ な感じが大好物 …
高橋「 いこ ？ 」
ほら 、今やって私に手伸ばしてサッと立たせてくれる
さっきまでの鬼デレワンコはどこ行った ？ てくらい
今は王子様 …
わたしもだいすきや …
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作者名：いろは | 作成日時：2023年8月10日 23時
