隣のタカハシさん (ページ11)

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タカハシさんと出逢ってからほんまあかんわ …

今日も、仕事中色々思い出して集中出来んかった

いつもの帰り道考え事をしながら歩く。

「どうしよう、」

タカハシさんは私の事を好いてくれてるわけであって、

けど、私は？

「私はどう思ってるんやろ」

わからへん。

でもこんなにずっと考えちゃうって、好きなんかなあ

ドキドキとか、してる？

「してるわな。」

すぐ真っ赤になって恥ずかしなってまうし、

でも付き合うにしては早くない？

「恋愛して無さすぎてわっからへんわ … 」

高橋「おかえりー！」

「うわ、びっくりした！」

本間に何処にでもおるやん、この人。

高橋「別にストーカーしてるわけちゃうで」

「え？」

高橋「何処にでもおるやん言うから」

「あっ、心の声が。すみません … 」

高橋「よーわからんけど、待ってたんやで」

待ってたんやで言われましてもここはまだ

マンションに着くまで10分くらい離れたところ。

「何してたんですか？こんな所で」

周りにはなんにも無い道。

高橋「おれもよーわからへんねん」

なんやそれ …