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A「夜蛾先生、どこ行くのー?」
夜蛾「A、お前も15になった。来年から呪術高専に通う」
A「通うっていうか家だからね。“入る”が正解!」

ニヒー!と笑顔を向けるも、前を進む夜蛾はこちらを向いてくれない。
違和感を感じつつも、黙ってついて行く。

夜蛾「…俺は、お前を誇りに思う」
A「え?」
夜蛾「血は繋がってなくとも、本当の娘のように思っている
優しく、明るい自慢の子供だ」
A「急にどうしたの…?」
夜蛾「だから、本当に申し訳ないと思ってる」

ギイイイイイ

夜蛾は鋼鉄の扉を開け、Aの腕を引いて部屋に入る。
そこは自分を中心に、複数の襖があるだけの部屋だった。

「来たか」
A「うおっ!びっくりした」
夜蛾「はい。この子がAです。呪力は年々増しています」
A「夜蛾先生?」

Aはトン、と背中を押される。
振り向くと、夜蛾は少し離れた場所に移動していた。

「時は来た」
「お前には、試練を与える」
A「試練?」
「ああ。呪術高専生として大切な試練だ」
A「受験みたいな物ですか?筆記ですか!?」

「勉強してない!」と焦るA。

「筆記ではない」
「高専に通うための…まあ、踏み絵だな」
A「え」

突然、頭上から鳥居のような物が複数、勢いよく降ってきた。
衝撃に耐えられずにうつ伏せに倒れる。

A「うっ!?」
「やれ」

暗闇から人影が現れると、両手を前に伸ばす形で拘束される。

「決して手には触れるな。特に左手にはな」
A「なんで、手のこと」
「知ってて当たり前だろう。これから使ってもらうのだからな」

訳が分からない。
いつのまにか外された手袋を見て、何も振れないようにする。

「出せ」

再び、暗闇から出てきたのは

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縁儺 - 私が主人公だったら上層部消す(ドヤァ)んで上層部なって皆に適切な仕事を送ったりする (2022年5月27日 19時) (レス) @page21 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
みと - 更新待ってますね!とてもお気に入りです! (2022年1月25日 0時) (レス) @page16 id: 88b31f4df5 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿です - 凄い面白いです‼︎でも子供の頃から友達だった呪霊を消すのはきついですね💧 (2022年1月22日 8時) (レス) @page16 id: 28f067a82d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:せむせむ | 作成日時:2021年7月14日 23時

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