【鬼滅の刃】現代鬼狩りはブラック企業……??【キメツ学園】 (ページ9)

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ｰ忘れん坊ｰページ9

「きりーつ…れーい。」

やっと終わった……午前中。

これから、お昼休み。

早く昼食をとって、寝たい。

今日のお昼は、昨日宇髄さんの奥様たちに貰ったお漬物とおにぎり。

久しぶりにしっかりとしたお昼ご飯を食べる……。

「紀平!!一緒に食おーぜ!!!!」

『え、伊之助、名前言えたじゃん!!』

「あ？なんだ金平ごぼう。」

『なんでー。さっき言えてたのに。』

「伊之助。しっかりと名前を呼ぶんだ。」

炭治郎と伊之助の3人でご飯を食べ始める。

『…いただきまーす。』

ｶﾞﾗｯ

「失礼します！紀平さんは居ますか??」

その声はクラス中に響き渡った。

『神崎先輩??』

「少しお話があります！」

『……あー…了解です。今行きます。』

「お願いします。」

アオイさんと、後ろには善逸、玄弥も居る。

鬼狩り関連だろうなと察し、1度広げたお弁当箱を再び閉じた。

『呼ばれたから、行ってくるね！』

「あ、嗚呼。」

炭治郎達と別れ、三人の後を追い屋上に向かう。

「Aさん！すみませんお昼なのに……。」

『いえ、全然大丈夫です！

……で、話って…？』

「はい。皆さんと相談しておきたいことがあって、今日は集めさせてもらいました。」

相談??何かあったっけ……。

「来週の木曜日の一晩、Aさんが任務を抜けます。そのことについて……」

『え、私!?なんで木曜日抜けるんですか!?』

「え、もしかしてAちゃん忘れてるの!?」

『何、善逸！私は何を忘れているの!?』

「だから、1年は来週の木曜、修学旅行だろ。」

『……は…??』

修学旅行……??

「Aさん……もしかして…」

『忘れていました…。』

修学旅行…そうだった。

キメツ学園は１年時に1泊2日、2年時は3泊4日の修学旅行があるんだった。

頭の整理はまだ出来てないけど、とりあえず話し合いには参加した。

木曜日は都内から、出てしまっているのでお休み。
金曜日から、復帰って感じ。

……修学旅行の余韻くらい浸らせて??
すぐ現実に戻るじゃん。