生まれ変わってもモブだったので、今度こそ下克上します。【鬼滅の刃】

Story45 ページ7

You side






…と、思っていた時期が私にもあった。


｢……｣


私の右サイドにはかの風柱の弟様が。


『……』


そして、急な出来事にに頬を膨らませている私。

……はい、ここで皆さんお待ちかねの一言を言ってみましょうか。


ど う し て こ う な っ た ？ ？


こればかりは私も自体の把握ができないニダ…。
なぜや…何故なんや工藤…！

…ふう、落ちつけぇ私……ひっひっふぅー…。


取り敢えず、このまでの流れをまとめてみよう…。


眠いから病室で仮眠を摂ったのが三時間ほど前。
そしてベッドでスヤスヤと夢すら見ずに快眠し、目が覚めたらこの状況。

……解せぬ(二回目)


あかん…ツッコミ要員が不足している…！
だれか！新八のメガネもってこーい！！((


『……こ、こんにちは！いつの間にいらっしゃったんですか？』

｢……。｣


よし、別アニメで現実逃避してても仕方があるまい…。
こんな時こそ！漢を見せるときぞ！！(※女)


そう思って皆無なコミュ力を掻き集めて玄弥ちゅわんに話し掛けるも、見事にスルー。


くっ…なんやそのスルースキルは！！思春期か！？思春期なのか！！？

なんっっだそのギャップ萌え！！
誰でもすきぴすきぴ〜とか言ってるギャルが実は好きな人と目が合っただけで夜も眠れない系女子だった時並のギャップ萌え！！

いや、それをも凌駕している…！
恐るべし、不死川兄弟…。


…やべえ、動悸が！動悸が乱れている！

ていうかこっちの世界に来てから常に動悸が乱れているんだが！！？浅津木お婆ちゃんにいた時は別の意味で乱れていたけど！！


…ふぅ、落ちつけぇ……。
とりあえず息を吸って吐こう……。

…何だこのくだり。なんかさっきもやってたな。
大混乱じゃねえか(冷静)


『私の名前は哮乃疚A！今年で十三歳になるんだぁ〜！貴方は何歳なの？』


だが！そこで諦めないのが私という生物！！

ったりめぇだろお前、推しを目の前にして話しかけないヲタクがいるか？？

真実ならぬ、(この質問に対する)答えはいつも一つ！！居るわけないんだなあ！！

少なくとも私なら話しかけたくて右腕が疼くね！！(厨二病)


「…」

『…』



oh......。おま、マジか…。
柄にも無く明るい口調で話し掛けたというのに…。

全く、これだからツンデレは…(歓喜)


だがしかし安心したまえ玄弥くん。
私は見逃さなかったぞ、反対方向を向いている君の耳が赤くなっている所を！


……玄弥くん…。
あんたってやつは……(鼻血)

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