コスプレが趣味なんです【名探偵コナン/降谷零】

Story6 ページ8

安室透 side





「えっ」


え、お酒？
いきなり何を言い出すんだろうとその人物を見詰め返していると、またもや何かを呟いた。


『ベルモット……、バーボン……。』

「…！」


ベルモット、バーボン。
さっきまで僕が"バーボン"として会っていた人物だ。

一体、何故この女性がその事を…？

……いや、たまたまかもしれない。
たまたま、お酒の名前を『安室透がバーボン』

「！！」



思考の途中で遮られた事よりも、僕はこの女性が呟いた内容に目を見開いた。

この女性は、僕がバーボンである事を知っていた。


『お酒』『ベルモット』『バーボン』『安室透』


この単語だけを見ると、まるでこの女性が、僕が先程までベルモットとBARにいた事に知っていたかのように読み取れる。


しかもそれだけでは無く、この女性は、安室透がバーボンであると言うことまで知っていた。


「…さっきからぼーっとされてますけど、どこか悪いんですか？」

『へ？………あ。』


なんで、どうして。

そんな疑問が頭を埋め尽くすが、ここは冷静になろう。

そう思って声をかけたは良いが、その女性は何かに気が付いたように焦りを見せた後、勢いよく謝罪の言葉を述べ、そのまま走り去って行った。


「……。」


少し、顔が険しくなったのが自分でも分かった。


……これは、後で風見に調べさせないとな。

僕は取り出したスマホに風見の電話番号を打ち込みながら、車を駐車した場所まで向かった。


ーーー

はい、ササミ(国産)です。

更新をしようと占ツクを開くと、まぁ通知の嵐。
そろそろコンタクトに変えた方が良いかなと真面目に考えました(笑)

順位ありがとうございます！！
お気に入りも100人突破して嬉しいです。

これからも気分更新で頑張る予定ですが、どうかよろしくお願いします＜(_ _)＞



…あ、ちなみに作者は勘違いを段々ヒートアップさせて行く系の小説を書くのがむっちゃ大好きです((

これからヒートアップして行くあむぴ()こと降谷さんの行動と夢主さんの反応に注目して、是非お楽しみください！

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