Story16 ページ19
You side
「へ〜、そんな事があったんですね。」
『ええ、まあ……』
その次の日。
もうやってらんねえ!!梓さんに癒されに行く!と謎の決意を固めた私は、
早速今日、約11時間ぶりに梓さんパワーを充電しに来ていた。
もちろん、その話題は昨日の出来事。
流石に今の世の中、誰がどこで聞き耳を立てているか分からないので、
"黒い服の綺麗なお姉さんに銃口を向けられた帰りに変な糸目のイケメンに絡まれた"と、
非常に、ひっじょうにオブラートに包み込んで梓さんに愚痴った筈なのだけれども。
「それは災難でしたね。」
『ははは……』
な ぜ お 前 が こ こ に 居 る ん だ 。
にこにこと怖いくらいの笑みを浮かべながら私の話に相槌を打つ目の前にいるロリフェイス。
デジャブ……(白目)
「ちなみに、その二人とは何か関係がおありで?」
『…ない!
……と、信じたいです…。』
「断言はしないんですね」
本能的に取り敢えずこの人とは距離を置かねば…!と感じ取った私は、
人の記憶はいつだって曖昧なもんなんですよと言う迷言を残して焼酎の如く出されたお冷を飲み干した。
「…いい飲みっぷりですね。」
『何言ってんだこのイケメン』
若干引かれたような気もするが、そこは気にしては行けない。言わばレッドゾーンなのだよ(遠い目)
『てか安室さん、いい加減働きません??
私の記憶では私がここにいる限りあなたいっつも私の話し相手になってるんですけど』
「……人の記憶はいつだって曖昧なものですよ」
『本当に何言ってんだこのイケメン』
いつもの如く背中に刺さる視線が怖い。
おいお前、なにわしらのあむぴ横取りしとるんじゃあ、という圧力がすんごい……(震え)
あれ、これガチめに大丈夫??
私近いうちに仕事帰りに刺されない???(ガチトーン)
もうどっか行けよこのイケメン…。
内心そんなことを思いながら、出されたハムサンドにかぶりつく。
くそ、美味いなこんちくしょう。←
「…えっ、ちょ、痛いのでやめてください」
『へんっ!イケメンなんて爆発すればいいんですよ!』
色々とムカついたので、カウンター越しに安室さんのスネを蹴る。
それに対して顔を引き攣らせる安室さん。
うん、これ地味に痛いよね知ってる←
へんっ!!これに懲りたら爆発でもするんだな!!!(理不尽)
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カレーを愛す者(プロフ) - 更新ありがとうございます!勘違い系大好物なので嬉しいです! (2019年10月19日 17時) (レス) id: 7e908248b2 (このIDを非表示/違反報告)
加熱されたみかん - 待ってました!!!更新が生きる糧です (2019年10月19日 17時) (レス) id: 9c8747fe33 (このIDを非表示/違反報告)
食物連鎖の頂点に立ったササミ(国産)(プロフ) - guuuさん» 返信遅れてすみません!!!他の小説も読んでいただけているなんて光栄です!(笑)これからも頑張りますので、どうかよろしくお願いします! (2019年10月19日 17時) (レス) id: 1320405534 (このIDを非表示/違反報告)
食物連鎖の頂点に立ったササミ(国産)(プロフ) - ごんべぇさん» 返信遅れてすみません!!!お気遣いありがとうございます!!受験生は他学年に比べてテストの量も多いので、そう言って頂けると荷が軽くなります。更新頑張ります! (2019年10月19日 17時) (レス) id: 1320405534 (このIDを非表示/違反報告)
guuu - 作者様の勘違いシリーズとても好きです!!更新頑張ってください! (2019年10月8日 14時) (レス) id: 3038f2a031 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:食物連鎖の頂点に立ったササミ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1e4d26931d1/
作成日時:2019年8月6日 20時