幼馴染みのΨ難

6 ページ8

海堂(Aさん……俺のことかっこいいって……！)

Aは戦隊モノが好きなだけだ

変身ベルトも持ってるぞ

『海堂くｎ……』グイッ


そこまでにしておけ
調子に乗るぞ


『？？？？』


いや、なんでもない


『？？そっか！くっくんもこれ食べるー？』


あぁ


照橋｢さ、斉木くんとAちゃんって、な、仲良いよね！｣(駄目よ！つき合ってる？なんてきいたら！)

『うん！仲良し！』
照橋｢そ、そうなんだー！私も、斉木くんと仲良くしたいなぁ〜な、なんて！｣

無理なことだ
僕は君と仲良くする気なんてさらさらない

『くっくんこう見えてもみんな大好きだと想うよ〜！』

ばっ……

照橋｢えぇ！？それほんと！？｣
(なによ斉木！やっぱり照れてるんじゃない！)
斉木｢…………( ˙-˙ )｣

A……

『ねぇー！くっくん！』(ニコッ

はぁ可愛い

海堂｢……｣

なんだ海堂、さっきから黙りこくって

海堂(Aさん可愛いなぁ…あんなに笑顔向けられて話されたことないし、その、照橋さんとは違う何かが……)

は？

なんだお前

Aに惚れたのか？



ｸﾞｲｯ



『わぁ！くっくんなーに！？』

ダメだぞ、僕は生まれた頃からAに片思いしてるんだ

渡すはずないだろう

海堂(そ、そういえば、斉木とAさんって仲良いよな……？付き合って……る？)

そうだと言いたいが

Aの気持ちがわからないからな
嘘はつけない

だが

渡さないぞ

7→←5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す