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#3 ページ5

『大丈夫ですよー』

丁度個室の方が空いていたので

そこに案内する

仕事なので

特に服装や声に気にすることはなく

単なるお客さんとして

会話する

『お冷失礼しますね、ご注文お決まりになりましたらお声かけください』

?「はーい」

頭の隅で聞いたことあるなぁと思ったけれど

仕事中の私はそんなに重視しなかった

ただ、すごくかっこいい声の人達だなぁと

それは新人の子達も思っていたようだ

新人「3番さんのお客さんたち、すっごい声かっこいいですよね?」
新人「なんかダンディな声の人いたよね!」
『ダンディなら弟者さんだよー(笑)』
新人「またその人の話ですか?」
『まさか見てないの?見ろって言ったのにー』
新人「今どきYouTubeなんてみませんよ!」

まじかぁ

そーゆー時代かぁ!?

んなわけねぇだろ

じゃなきゃチャンネル登録50万超えねぇわ

新人「あ、3番さん呼んでるので行きますねぇ」

可愛い系の新人の子がパタパタと走っていく

若干声を聞きたかったと思う自分がいたので
羨ましかったり

でも

しばらくしてすぐ

注文を聞きに行ったはずの新人の子が駆け寄ってきた

新人「先輩すみません、たこわさのしょうゆってありますか?」
『あるよ?』
新人「あと、だし巻き玉子にネギ加えてほしいって言われたんですけど、」
『あー、私行くわ!』

新人の子はこーゆー追加してほしいとか難しいよね

私もそうだったからわかる

先輩に聞くのも気ぃ使うしねぇ

すみませんと申し訳なさそうに謝る新人の子から注文票を受け取ると

私はすぐに三番さんの個室へ向かった

『失礼しまーす、すみません先程のもの新しく入ったものでして、もう一度ご注文お伺いしてもよろしいですか?』

眉を下げ、申し訳なさをアピールする

仕事のくせだ

?「大丈夫ですよ」

3人の中でいちばん小柄な人がそう言った

『すみませんありがとうございます、それではお伺いいたします』

そう言っていつもどおり注文をとる

?「イカ塩って何個あります?」
『こちら五本になりますねぇ』
?「よし、じゃあ年上のおついちさんが一本だけにしよう」
?「なんでだよ!笑」

ん?いまおついちさんっていった?

聞き間違えかな?とおもいつつ

注文を逃してはいけないと

ペンを走らせる

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リクス(プロフ) - ご冥福をお祈りします (2018年2月6日 12時) (レス) id: f792b77764 (このIDを非表示/違反報告)
rikusubell(プロフ) - 復活おめでとうございます、またお身体大事になさってくださいね (2018年1月25日 11時) (レス) id: f792b77764 (このIDを非表示/違反報告)
chacomomo(プロフ) - インフルエンザ大変ですね!お大事にして下さい(>_<) (2018年1月17日 8時) (レス) id: a0c81107fb (このIDを非表示/違反報告)
rikusubell(プロフ) - インフル!?お大事になさってください!ちゃんとお待ちしておりますので! (2018年1月16日 0時) (レス) id: f792b77764 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - インフルエンザ大変ですね!お大事になさってくださいね! (2018年1月16日 0時) (レス) id: aeaad82aa1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ライア | 作成日時:2017年11月19日 2時

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