今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:26,245 hit
小｜中｜大
七杯目 ページ8
荒っぽく扉を開ける音が聞こえると同時に後ろからガシッと両手両足を掴まれ、押さえつけられた。
『！？』
「お前だな、喜多久は」
なんで…死柄木弔がここにいるの…！？
「真田の言う通りだ。お前は俺を知ってるな」
『！？』
「お前まさか、アイツの言ったことが本当の事だと思ってたのか？」
死柄木弔は私の目の前にしゃがみ込み、顔につけてあった手を外した。
彼の赤く、闇に染められた目が私を捉える。
「お前も阿呆だな。俺はアイツの個性を知ってるし、全部アイツから聞いてる。お前にはこれから起こることを教えてもらう。な、いいだろ？」
『私がそうする理由がないじゃない…！』
「理由？あぁ、そうか。お前は取引がしたいんだな？こうしよう、お前の命の保証はしよう。その代わり、お前はこれから起こる事を洗いざらい話してもらう。3年後戦争が起きて俺は死ぬんだろ？」
『…』
「んで、お前の愛人も死ぬ…それよりか守られて犯罪に手を染める方がいいだろ？それに、お前は前世で一度手を汚してる。今更、だろ？」
『…』
「早く答えろよ…焦らされるのは嫌いなんだよ…イライラする」
『私、は…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オペ - 無事に尊死…!!! (2022年10月20日 19時) (
レス) @page44 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
sizuku(プロフ) - 主さんのお話最高すぎます、泣！！面白いお話ありがとうございました！！ (2022年4月16日 21時) (レス) @page44 id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yu→ru | 作成日時：2021年5月16日 22時
