五杯目 ページ6
「そうだ。君は、ヒーロー側ではない事は確実なんだ。だから、君には戦争の元凶と仲良くし、戦争をなくすために動いてほしい」
『貴方がやればいいんじゃないの？個性、使えるんでしょ？』
「何度も言わせるなよ、俺が死んだら意味がないんだ。俺が生きてるうちに個性を使わないと。死んだら発動する個性じゃないんだよ」
『ふぅん…』
「もし協力しなかった場合、君を始末する」
『…協力しなきゃ、意味ないのに？』
「何のために生き返らせたと思っている。たしかに同情もあったが、本来の目的は戦争をなくすためだ。…協力、してくれるね？」
『私に利益がない。それはどうする？』
「そうだな…。進展する度に君の言うことを聞こう。今考える事は難しいからね」
『なんでも？』
「死なない範囲であればね」
『…協力する』
「そう言ってくれると思ったよ。これ、俺の連絡先。何かあったら連絡して。ていうか、何かイベントが始まったらその都度連絡して」
『イベントって…まるでゲームのように言うね』
「死柄木弔が言ってたんだよ。この世はゲームのようなものだってね」
真田…一体何者？ヴィランと面識がある。
「じゃ」
真田は曲がり角を曲がると、人に紛れ込んでいった。
『…面倒なことに巻き込まれたな』
でも、やるしかない。荼毘にもう一度会うためにも。
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オペ - 無事に尊死…!!! (2022年10月20日 19時) (
レス) @page44 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
sizuku(プロフ) - 主さんのお話最高すぎます、泣！！面白いお話ありがとうございました！！ (2022年4月16日 21時) (レス) @page44 id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu→ru | 作成日時：2021年5月16日 22時
