佰弍拾捌話 ページ32
「斬り捨て御免ッッッ!」
グレイの目の前にボコブリンが迫った瞬間、後ろからスッパが飛び出してきて、白銀ボコブリンを斬りつけた。
スッパは素早く動き、あとの2体も容易く仕留めてみせた。
『アストルさん、大丈夫ですか?!』
「私は怪我はしていない。貴様は…無事か?」
『はい、スッパさんが守ってくれたので…。アストルさん…貴方が、あとのボコブリンを…?』
スッパは私の後ろに転がる屍を見た。
「…今回は流石に、認めざるを得ぬな。誠に感謝致す」
「感謝されるような事はしていない。私は、ただ…」
二人の…グレイの安寧を守りたかっただけだ。
『…ありがとうございます。アストルさんが気づかなければ、きっと私達は殺されていました。本当に…ありがとう』
「別に…」
どうも感謝の言葉はむず痒い。
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ねこ - いつも影から楽しく見させて頂いております<(_ _)>3章を続けていくのもとても気になります…が、個人的にyu→ruさんの恋情シリーズも見てみたいな〜、と思ったので、私は3を選ばせて頂きます。 (6月20日 16時) (レス) @page7 id: 491a8dd465 (このIDを非表示/違反報告)
ゆたんぽ(プロフ) - シリーズ3作目おめでとうございます✨私は3章がどんなふうに続いていくのか気になるので1です! (6月19日 6時) (レス) @page7 id: dbdf82a303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yu→ru | 作成日時:2023年6月19日 1時