佰弍話 ページ4
「グレイちゃん凄いね、めちゃくちゃ人生成功してるじゃん」
私とスッパさん、サイカさんは露店を片付けて、近くのホタルが出る池の近くで酒を呑み交わしていた。
『嬉しい限りです。まさか、私が城の者になるなんて』
「…家には、帰らないでござるか?」
スッパさんは私を見て不安そうに言った。
『…ふふ、寂しいんですか?』
「当たり前でござろう。いつでもグレイ殿を感じていたい」
『安心してください。城に泊まり込みで働くわけじゃないし、呼ばれた時だけに向かうようになっています。ずっと側にいますよ』
スッパさんは心底安心したように微笑んだ。
「そんなに仲睦まじくてまだ初夜を経験していないと…」
『はっっ?!!ちょっ、サイカさんまでってかどこでその情報を!』
「コーガさんが言ってた」
『コーガ様………』
私は頭を抱えた。
私生活を暴露してはいけないだろう…!
私はスッパさんを見た。
「そろそろ良いかもしれぬな」
『そうでしょうスッパさんもそうおもいま…え?』
「無理矢理はせぬ。グレイ殿の心が決まった時に…と思っているでござるよ」
『は、はひ…』
「じゃ、俺帰りますわ。じゃ!」
『ちょ、ちょっと!!』
何故イーガ団の逃げ足は早いのだろうか。
私は唯一、それを恨んだ。
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ねこ - いつも影から楽しく見させて頂いております<(_ _)>3章を続けていくのもとても気になります…が、個人的にyu→ruさんの恋情シリーズも見てみたいな〜、と思ったので、私は3を選ばせて頂きます。 (6月20日 16時) (レス) @page7 id: 491a8dd465 (このIDを非表示/違反報告)
ゆたんぽ(プロフ) - シリーズ3作目おめでとうございます✨私は3章がどんなふうに続いていくのか気になるので1です! (6月19日 6時) (レス) @page7 id: dbdf82a303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yu→ru | 作成日時:2023年6月19日 1時