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佰弍拾話 ページ24
憎い。
妬ましい。
全て壊したい。
自分のものではない憎悪、破壊欲といった負の感情が腹の底から湧いて出てくる。
目を開けてもそこは暗闇で、何も感じとることもできない。
寒い。
苦しい。
あぁ…そうか。
私は…厄災に取り込まれたのか。
信仰し続けた厄災に…私は裏切られたのか。
いや、そもそも仲間とすら思っていなかった。
ただの駒としてしか見られていなかったのだ。
なんと情けない事実だろうか。
私は…馬鹿だ。
厄災を御せる事なぞ、最初から成し得ない事だったのだ。
このまま…消えゆくのだろう。
最期だと思った時、思い浮かんだのはあの女の顔だった。
いつまでも、私の脳裏にこびりつくあの鈴を転がしたような声。
"そこに、いるんでしょう？"
あぁ…そうだ。
私はここにいる。
だが…気づくことはないだろう。
最期にもう一度…あの声を…。
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ねこ - いつも影から楽しく見させて頂いております<(_ _)>3章を続けていくのもとても気になります…が、個人的にyu→ruさんの恋情シリーズも見てみたいな〜、と思ったので、私は3を選ばせて頂きます。 (6月20日 16時) (
レス) @page7 id: 491a8dd465 (このIDを非表示/違反報告)
ゆたんぽ(プロフ) - シリーズ3作目おめでとうございます✨私は3章がどんなふうに続いていくのか気になるので1です！ (6月19日 6時) (レス) @page7 id: dbdf82a303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu→ru | 作成日時：2023年6月19日 1時
