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捌拾肆話 ページ36

次に内臓を取り除き、焼ける工程までやったがやはり初心者であるスッパさんに魚を捌くのは早かったのか…。

『まぁ、最初にしては上出来な方じゃないですか?』

「グレイ殿は凄いな…これを毎日やっているのでござるか」

『毎日魚ってわけじゃないですけど、まぁ…他に作る人もいませんしね』

味噌汁をかき混ぜ、具に火が通った所で私はお椀に味噌汁を入れ、食事の準備が2時間弱して終わった。

『じゃ、私はスッパさんが捌いたお魚を食べましょうかね!』

「な、やめるでござる!拙者が無惨にしてしまったのを食べさせるわけには…!」

『いいんです!ほら早く座ってください』

「む…」

今日の献立はツルギダイの塩焼きにハイラル草の胡麻和え、ヨロイ草の味噌汁である。

『次は鯛飯でもいいかもしれませんね!いただきます!』

私はスッパさんが捌いた鯛に箸を入れ、口に運んだ。

スッパさんが心配そうに箸を持って固まったままこちらを見ていた。

『大丈夫ですよ。ちゃんと火は通ってますし、身がほろほろしてるので食べやすいです』

私はそう言った。

「次、グレイ殿に作る時までに上達しているように努めるでござる。グレイ殿の大変さが身に沁みたでござるよ。いつも有り難う」

『もう、ご飯だけでそんなかしこまらなくても』

私はなんだかおかしくなって笑った。

一方、その頃のコーガ様は………。





「な!アイツ鯛食ってんのか?!」

グレイとスッパ防衛隊の奴らに情報を貰った。

「いーなー!俺様も食べたい!」

「ですがコーガ様…あの廃棄寸前のバナナを早く食べてしまわないと…」

大量に仕入れたツルギバナナの新鮮さが落ち、今にも食べれなくなりそうである。

「くっそー!バナナは好きだけど俺様も鯛食べてぇよ〜〜〜!!!」

コーガ様の叫びが、アジト内に響き渡ったのであった。

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yu→ru(プロフ) - ゆたんぽさん» 途端に出てきたオリキャラについての感想ありがとうございます…!笑 めちゃくちゃオリジナルストーリーなので批評とか少し怖かったのですが、めちゃありがたいです…!😆 (6月19日 1時) (レス) id: 27c5cead5f (このIDを非表示/違反報告)
ゆたんぽ(プロフ) - サイカが呪いを解くまでのストーリーが好きすぎます…😭 (6月19日 0時) (レス) @page50 id: dbdf82a303 (このIDを非表示/違反報告)
yu→ru(プロフ) - ゆたんぽさん» すみません〜、ちょっとバタバタしていて…笑まだまだ続きますよぉ〜〜〜!!!😆 (6月3日 19時) (レス) id: 27c5cead5f (このIDを非表示/違反報告)
ゆたんぽ(プロフ) - 2日ぶりの更新!やっと正式にくっ付きましたね!!嬉しすぎて発狂しました…wこれからも更新頑張ってください!!! (6月3日 0時) (レス) @page22 id: dbdf82a303 (このIDを非表示/違反報告)
yu→ru(プロフ) - ゆたんぽさん» いつもコメントありがとうございますぅ…!!!できるだけ毎日投稿をしてるので是非読んで下さると私が泣いて喜びます…😇 (5月25日 23時) (レス) id: 27c5cead5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yu→ru | 作成日時:2023年5月21日 0時

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