肆拾肆話 ページ45
『は、離してください！！』
私はアストルの肩を強く押した。
「アストル。少し悪戯が過ぎるのではないでござらぬか」
スッパさんがアストルに手をかけ、それを制止した。
「貴様らで言うスキンシップというものだ…私がするのはおかしいのか？」
「グレイ殿は嫌がっているように思えるでござるが？」
二人は一触即発、バチバチと睨み合っていた。
『とにかく！私は…えっと…』
何か、何か逃げるための訳を作らなくては。
『自室でしたい事がありますので！それでは！！』
私はシーカー族の術を使ってその場から退散した。
何なんだ、一体。
最近、アストルの様子もおかしい。
私がスッパさんの話をしている時によく現れる。
先程、腰を触られた感覚を思い出す。
『嫌だなぁ…』
どうせなら、スッパさんの方が良かった。
『…って、何を思ってるの…』
でも、そろそろ…気持ちに応えてもいいかもしれない。
厄災ガノンの予言を何度か見て思った。
私は…いや、私達イーガ団だけでなく、ハイラル陣営も、皆この戦いで生きられるかどうかわからない。
なら、この世から消える前に…気持ちは伝えていた方がいいのではないか。
私はベッドに横になり、髪飾りを握った。
あの時、守ってくれようとした。
とても、単純だけど…
『好きだなぁ…』
ただ、そう思った。
勿論、端から死ぬ気はない。
しかし、何かあった時の為に。
近い内、行動に移そうと思う。
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アッキー - 初めまして！スッパ夢見させて頂きました！凄く面白かったです！Twitter(X)もフォローさせて頂きました！アッキー@×OSP&T.K.familyというアカウントなので是非フォローしてくれると幸いです！無理なら構いません。 (11月25日 11時) (
レス) @page27 id: 9a164c919b (このIDを非表示/違反報告)
yu→ru(プロフ) - ゆず塩さん» ひえぇ…コメありがとうございます…！！ (5月15日 0時) (レス) id: 27c5cead5f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず塩(プロフ) - 恋心の利用は辛いですよね…この小説本当に感情移入ができるのが良すぎて泣きそうです… (5月14日 23時) (レス) @page36 id: 8ae73bc925 (このIDを非表示/違反報告)
yu→ru(プロフ) - ゆず塩さん» ひゃああ！ありがとうございます！！！😭 (5月10日 23時) (レス) id: 27c5cead5f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず塩(プロフ) - めっちゃウズウズしますね🥰最高すぎます！！ (5月10日 22時) (レス) id: 8ae73bc925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu→ru | 作成日時：2023年5月4日 23時
