肆拾弍話 ページ43
久しぶりだな。
俺だ。
スッパ様とグレイを尊んでいるイーガ団構成員だ。
どうやら最近団の中ではおかしな事が起きているらしい。
あの新入り…アストルといったか？
アイツのせいであのお二人の仲が潰えそうになっているそうではないか…！
俺は許せない。
グレイには他の構成員もいる。
よって俺はスッパ様の方に事情を聞きに行く事にした。
まぁ言って、そんなに俺も戦闘力は高くないけど。
なんなら最近後から入って来たグレイにも戦闘力を越されて焦っているけど。
まぁ今はそんな事はどうでもいい。
「スッパ様」
「む…。何用だ」
スッパ様は遠くの山からあのリンクとかいうやつの監視をしているらしい。
「最近、スッパ様のご様子に異変があると思った所存でありまして…。何かなされたのでしょうか？」
スッパ様は黙って俺を見ると、視線を元の方に戻した。
「…お主には関係のない事でござるよ。それより、これは拙者単独の任務でござる、協力しようという姿勢は有り難いが、お主にもお主の任務がござろう」
「しかし…！俺は…グレイとの関係が心配で…」
「…グレイは、元気にしているでござるか？」
スッパ様は遠くを見つめたまま、そう言った。
「はい。ですが…大変寂しく思っているように思えます。スッパ様、いつ戻って来られるのです」
「わからぬ。ただ…む」
スッパ様が何かに気がついたようだ。
「動きがある…」
スッパ様は懐から何かを取り出すと、近くを通っていたハイラル兵の背中にそれを取り付けた。
「あれは何ですか？」
「古代の仕組みを利用した盗聴器…らしいでござる。後はアストルに報告をせねばなるまい…」
「…スッパ様、アストルに何か弱みでも…、」
俺はその時、余計な事を言ってしまったことに気がつく。
「…安心せよ。お主に迷惑はかけないでござる」
そういうと、スッパ様はアジトに戻ってしまわれた。
「…アストル…」
許せねぇ…！
絶対に成敗してやる…！！！
俺よりも強いやつが…！！！
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アッキー - 初めまして！スッパ夢見させて頂きました！凄く面白かったです！Twitter(X)もフォローさせて頂きました！アッキー@×OSP&T.K.familyというアカウントなので是非フォローしてくれると幸いです！無理なら構いません。 (11月25日 11時) (
レス) @page27 id: 9a164c919b (このIDを非表示/違反報告)
yu→ru(プロフ) - ゆず塩さん» ひえぇ…コメありがとうございます…！！ (5月15日 0時) (レス) id: 27c5cead5f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず塩(プロフ) - 恋心の利用は辛いですよね…この小説本当に感情移入ができるのが良すぎて泣きそうです… (5月14日 23時) (レス) @page36 id: 8ae73bc925 (このIDを非表示/違反報告)
yu→ru(プロフ) - ゆず塩さん» ひゃああ！ありがとうございます！！！😭 (2023年5月10日 23時) (レス) id: 27c5cead5f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず塩(プロフ) - めっちゃウズウズしますね🥰最高すぎます！！ (2023年5月10日 22時) (レス) id: 8ae73bc925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu→ru | 作成日時：2023年5月4日 23時
