参拾参話 ページ34
何が何だって言うんだ。
紅らむ顔をなんとか抑えて私は冷静を取り戻そうとした。
しかし、冷静になろうとするほど、私は先程言われた事を頭の中で反芻して言葉を咀嚼する。
気づかないフリをしてたのは、私が勘違いしているのかも知れないという可能性を考えていただけで、別に告白を待っていたわけでは…。
『って、私は何を考えてるの！！！』
ふぅ、と深い息を吐き、私はルビーの髪飾りを一撫でした。
後で、逃げ出したことを謝りに行こう。
と、私が後ろを向いた時だった。
「随分と仲が良さそうではないか？」
いつの間に現れたか知らぬ、アストルがそこに立っていた。
『な、何の話ですか？』
「その髪飾り…先刻は付けていなかった。あのスッパとやらに貰ったのだろう？へぇ…あんな堅物にもそんな気持ちが」
『もう、何しに来たのですか！』
私はただ揶揄いに来たであろうアストルに大きな声を出した。
「いや、何も」
そう言うと、アストルは私に背を向けてどこかへ行ってしまった。
その後ろを、ちょこちょことガーディアンがついていく。
何だったのだ、一体…。
「ふふ…その恋情、使わせてもらうぞ。スッパ…」
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アッキー - 初めまして！スッパ夢見させて頂きました！凄く面白かったです！Twitter(X)もフォローさせて頂きました！アッキー@×OSP&T.K.familyというアカウントなので是非フォローしてくれると幸いです！無理なら構いません。 (11月25日 11時) (
レス) @page27 id: 9a164c919b (このIDを非表示/違反報告)
yu→ru(プロフ) - ゆず塩さん» ひえぇ…コメありがとうございます…！！ (5月15日 0時) (レス) id: 27c5cead5f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず塩(プロフ) - 恋心の利用は辛いですよね…この小説本当に感情移入ができるのが良すぎて泣きそうです… (5月14日 23時) (レス) @page36 id: 8ae73bc925 (このIDを非表示/違反報告)
yu→ru(プロフ) - ゆず塩さん» ひゃああ！ありがとうございます！！！😭 (2023年5月10日 23時) (レス) id: 27c5cead5f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず塩(プロフ) - めっちゃウズウズしますね🥰最高すぎます！！ (2023年5月10日 22時) (レス) id: 8ae73bc925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu→ru | 作成日時：2023年5月4日 23時
