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7_HS ページ40

マネヒョンに迎えにきてもらって急いで病院へ向かう道中、車の中で肩を震わせているAはとても小さく見えて、今にも消えてしまいそうだった。
どこかへ行ってしまいそう、という考えを払拭するように、俺は彼女を抱きしめた。


病院に着き、外科の先生に診てもらったが幸いにも傷は深くなく、数針縫っただけで済んだ。
その時にはすでにAもだいぶ落ち着いていた。

処置、診察の間もAにずっと手を掴まれたままだったので、俺から先生に家での様子を伝えると、一度心療内科に行ったほうがいいのでは、と薦められた。

「何か大きなストレスに直面していたりしませんか?」

HS「大きなストレス…」

最近のAはたしかに様子がおかしいと感じることはあったが、特別これといった原因は思いつかなかった。

MN「実は最近、マスコミに悩まされていて…」

「そうですか。ストレスによって心のバランスが崩れているのかもしれません」

マスコミに悩まされているなんて、知らなかった。
Aはどこか一点を見つめたまま、俺の手をぎゅうと握った。

「紹介状を書いておきますからね、ここの4階が心療内科ですから。行ってみてください」

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クロ(プロフ) - 読者Hさん» ありがとうございます(^^) (2021年9月8日 0時) (レス) id: 40ccbc89c0 (このIDを非表示/違反報告)
読者H - いつも更新楽しみにしています(*^^*) (2021年9月7日 23時) (レス) id: 92894a889b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クロ | 作成日時:2021年8月9日 23時

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