ＯＮＬＹ［HS］ (ページ22)

今日:36 hit、昨日:94 hit、合計:139,053 hit

18 ページ22

『さっ、夜も更けてきたことだし、そろそろ私はおやすみするわ』

夜が更けたと言ってもまだ日付は変わる前だけど、寝る支度を整えリビングを後にする母に続いてそれぞれ自室に戻った。
私はというと、家を出てからもずっと昔のままに残してくれている自分の部屋へ戻り、ベッドへダイブした。

「疲れた…」

楽しかったときには気づかなかった疲労がどっと押し寄せてくる。
ふぅ、息をついて、スマホを開くとV LIVEの通知。

「ジンオッパだ」

日本に来たからにはeat jinやらなきゃ！と意気込んでいたからなあ。

JN「みなさん、eat jinですよ～コンビニでたくさん買ってきたので、たくさん食べたいと思います」

喋りながら次々とコンビニ飯を取り出すオッパ。
そんなに食べるんですか？と突っ込みたくなる量だけども。

JN「今日はAがご家族と会っているので、ナムジュニとテヒョンイに手伝ってもらって買い物をしました」

3人であーだこーだ言いながらコンビニでひそひそ買い物している姿を想像して笑みが溢れた。

JN「Aヤ～見てるー？Aがいなくて寂しいよ～」

ジンオッパはさっきからそれしか言ってないのかな(笑)
もぐもぐしながらコメントを読んでいるオッパ。

JN「Aに電話して欲しいですか？ダメですよ、Aはご家族といるんですから…」

夜も更けてるしね、って言いながらめ麺を啜るオッパ。
そうやって気を遣ってくれるオッパはやっぱり伊達に長男じゃないなあと思って、少しくらいなら大丈夫だろう、と通話開始ボタンを押した。