一応部活中ですけど ページ9
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断りきれなかった私は、部長に確認をとると部長も今日から少し各部の写真を撮ることにしようとしてたらしく、すぐ許可が降りた。
『あ、担当決めようと思ってたくらいだからAは男バレよろしくね〜』
そう言ってヒラヒラと手を振られた。
｢あ、はい！わかりました。｣
よぉし、そうと決まればいっぱい撮れるぞ！！とワクワクしながら体育館へ向かう。
＿＿＿＿＿＿＿
｢えっと、写真部の堀田です。今日から3日間、バレー部の皆さんの写真を撮るのであまり気にせず練習してください。あ、撮って欲しいとかあったら気軽に声掛けてください！｣
そう言ってカメラを掲げると、早速バレー部の部長さんが全員で1枚撮ってもらおうと言ってくれた。
わあ、気遣いしてくれて優しい先輩だ！！
｢撮りますよー3.2.1！｣
パシャッ
画面を確認する。うん、いいかな？
｢ありがとうございます！いいの撮れました！｣
あざーす！という元気な声を掛け声に散らばり、練習が始まる。
邪魔にならないようにしながら何枚か撮っていると、木兎の声がした。
木｢アカシー！！｣
赤｢赤葦です。なんですか？｣
見たことない顔。1年生かな？
バレー部は強豪なだけあって、入学式の前から新入生が練習に参加し始める。だから関係築くのも早いし、部員数も絶対取れる。
いーなー。写真部も導入……いや、無理か。
木｢今日終わったらちょっとだけトス上げて！！｣
赤｢木兎さんちょっとの加減を覚えてくださいよ。わかりました。｣
あ、すごいツーカー？？
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作者名：星まる。 | 作成日時：2024年1月9日 1時
