えっと、今日初めましてだよね? ページ19
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木「じゃー俺らも行くかー!」
赤葦くん達を見送った後、2人で駅の中を歩く。
9時近いこともあって、駅の中は比較的空いてる。
木「Aはどこで降りんだ?」
「私丑駅」
木「えっほんと?」
「え、うん」
木「おれもおなじだ!!!」
にぱーーっ!と効果音の着くような笑顔でこちらを見つめた木兎。
おおう、、まさかの最寄りが同じだったとは。
「……ん?てことはもしかして中学同じ?」
木「学区内なら同じか??」
「え、どこ中?」
木「俺は丑三中!」
「あ違った」
私は丑二中。同じ丑地区でも違うもんかー。
まあ確かにバレー部とかあんま関わりなかったし、知らなくても当然か。
木「なぁじゃあ丑二なら古江とかいたか?」
「え!担任だった!」
木「まじか!?あいつバレー部の顧問やってたんだぜ!!」
「あーー、言われてみれば言ってたかもそんなこと」
世界は狭いねぇ。
なんだかんだと盛り上がりながら帰ると、駅に着いた。
「木兎は駅から徒歩?」
木「んやチャリ!持ってくるからちょっと待ってて!」
「え」
、、、ん?えっともしかして一緒に帰ろうとしてる?
「えいやいいよいいよ!すぐそこだから!」
木「歩いて何分?」
「15分くらい」
木「うし!送ってく!待ってろよー!」
そう言うと私にエナメルを預けて走り出した木兎。
いや足早。てか、、えぇ、、、いいの、、、?
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作者名:星まる。 | 作成日時:2024年1月9日 1時