対木兎 ページ14
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部活が終わると、時間はちょうど7時だった。
『堀田さん、大丈夫?』
「あ、はい!あの、木兎が送ってくれることになったので。すみません、今日はありがとうございました。あと2日間お願いします。」
『こちらこそ、よろしくね!』
それじゃあ気をつけて、とキャプテンたち3年生は体育館を出ていった。
1、2年生も大半が出ていく。
バレー部は居残り練習ができるらしいが、基本皆明日に備えて早めに帰るようだ。
木兎たちは残り、練習をする。らしい。
雀「あ、A帰る?バス停までなら送るよ?」
白「なんなら駅まで行くよ〜この時間なら歩いた方が早いし。」
「あ、私駅から徒歩勢!」
雀「ほんと!じゃあ送るよ」
「えいいよいいよ!!それにほら、木兎の写真撮れって言われてるから……笑笑」
白「いいよ明日でも〜」
「ごめんね、ありがと笑」
木「余計なお世話だっつーの!!Aは俺が送るからいい!!」
雀「あ何そうなの??早く言えっつーの!」
木兎の顔にタオルを投げつける雀ちゃん。
つ、強い……。
木「あかーし!」
赤「はい」
ふわっと綺麗にボールが上がり、木兎がそれを打ち抜く。
うーーーん、どこを切り取ろうか。
雀「掘ったんって良い子だよね。」
白「木兎のお守りして欲しい〜」
葉「対木兎用に欲しいよな。」
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作者名:星まる。 | 作成日時:2024年1月9日 1時