初デート ページ46
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北「ちょおトイレ行ってくるわ。」
がた、と席を立った信介。
信介の姿が見えなくなるまで見送ると、そのまま机に突っ伏した。
今はお昼ご飯を食べに水族館内のカフェに来ている。
「っは〜〜、、、!」
あの後も信介はずっと私の肩を抱いて館内を周り、私の顔を見ては可愛い可愛いとにこやかに言うのだ。
「なんやあれ……うち今日溶けてまうってぇ……」
赤くなった顔はなかなか治まらず、熱い。
少しでも人にぶつかろうものならもっとずっと信介の方に寄せられて、なんならもう1日抱きしめられてるようなものだ。
思ったよりがっしりとしている体に、密着しているのがたまらなく恥ずかしい。
信介の顔が、その、宝物を見るような、大切なものを見るような優しい目で。
「………恥ずかしい……///」
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赤羽 - はぁーー好きです。この小説。。神 (4月4日 6時) (レス) @page49 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
きょちゃちゃ - とても面白いです!続きが気になります!無理のない範囲で頑張ってください! (2022年12月3日 22時) (レス) id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星まる。 | 作成日時:2022年2月20日 14時