こんなつもりじゃなかってん！！！！3【宮侑】

不幸 ページ34

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真「侑もいる！」

侑「よっ！」

真「よっ！！」

「こら！侑兄ちゃんやろ！！呼び捨てはあかん！！」

侑「ええよええよ真悠かわええし〜」



まったく、、



「んで？どないしたん？」

真「や、今日カレーやから温かいうちに姉ちゃん帰ってこんかな思って玄関で待っとったんやけど、、今から迎えいこ思ってたとこやったんや！」




……そんなことで！？！？


真悠から聞くと、今日の晩御飯がカレーだから温かいうちに食べて欲しくて私を待ってたけどこのままじゃ冷めちゃう！とわざわざ迎えに来ようとしていたらしい。



「そんなん後であっためればええやん〜。真悠の気持ちは嬉しいけどな？？夜は危ないで！」

真「むぅ、、、」


ぷく、とほっぺを膨らませて分かりやすく拗ねてしまった弟の頭を撫でて、ほな帰ろ？と声をかける。


「じゃあゴメンな侑、また明日！」

侑「おん！またな〜」


そう言って家に入ろうとすると先に家に入った真悠が玄関で何やら大声で話しているのが聞こえる。



真「おかんー！！侑おるー！！」

母「家呼んでー！！！カレーやから食っていき言うてー！」

真「はぁーーい！！！！」

「えっ」

侑「？」




バッと振り向くと？と不思議そうな顔をしている侑。


……はぁ。






「……すまん。堪忍な？」

侑「え？」







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