こんなつもりじゃなかってん！！！！3【宮侑】

不幸 ページ27

・



そのまま手首を引っ張られ来たのは校舎裏。





侑｢あー…まず、その、昨日はすまんかった。｣

｢や、……私こそ、ごめん。｣


お互いに誤りあうとシーン、と静まる空気。



先に侑が口を開いた。




侑｢でもなんでお前今日1日逃げんのや！？｣

｢えっいや、だっ、だってさぁ！？｣



クワッ！と言う侑。


だって、だって……！！





｢〜ｯ……あ、侑のことが好きやから！！好きな人から急にキスされたら誰だってびっくりするやろ！？なのに、侑は普通に接してこようとするし…！うちは昨日のこと思い出しただけで侑の顔見れなくなんのに侑ばっかずるいやんか！！｣




うち多分今顔真っ赤や。
ボンッと熱が出そうな顔でそう告げる。

い、言ってしまった。




ちら、と目の前の侑の反応を伺う。




目の前の金髪の男は、耳を赤くして嬉しそうに笑っていた。




侑｢……やっと言ってくれたな｣

｢なっ、！やっとてなんやねん！！｣

侑｢自分正直1年の時から俺のこと好きやろ？｣

｢はああああ！？そっ、、それは、つか何その言い方！！なんでそんな自信満々やねん！｣

侑｢当たり前やろ俺だぞ｣



ムカつくな！？！？










｢……それ、で、侑は……どうやねん……///｣




知ってた？私今告白中やねんな？？






・

不幸→←不幸

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す