こんなつもりじゃなかってん！！！！3【宮侑】

不幸 ページ20

・




「いや〜白熱したね幼児向けカラオケバトル！！」

侑「くっそあと一点やったのに！！！！」

「実力の差やないですかぁ？？w」



プフーっと笑って侑をバカにする。


侑「なっ！？つっ、次は俺の圧勝やから！！」

「楽しみにしてんで〜♡」






帰り道、歩きながら話す。




侑「にしても俺こんなAとなかよぉなれる思ってなかったわ」

「え？なんで？」

侑「だってA、最初俺の事あんま好きやなかったろ？」

「…は？はい？？」

侑「え、」




こいつ、、、覚えとらんの、、、？



はぁ、とため息をついて侑の方を向く。



「あんなぁ、覚えとらんの自分。最初のほーに千奈乃と！！間違えて！！推してること誤爆！！したでしょ！？」



侑「あっ」


「へーほーふーーん？？うちはあれめちゃめちゃ恥ずかったし消えたいくらい忘れられんけど侑にとっては忘れられるよーなことなんやね。あーかなしー。」

侑「ちっ、違う！！ちゃうねん！！嘘や嘘！！」

「うるさいあほ」







「第一うちが侑のこと好きやないとか有り得……」



そこまで言ってハッとする。

…待って？？うち今何言おうとしてた！？てか何口走ってた！？！？



「なっなななななんでもない！！！！」

侑「いや…A…聞こえとったで？？」

「ううううっさいあほ！！忘れろやボケ！！」

侑「口悪ｯ！？」




かああああああっと赤くなる顔を両手で塞ぐ。






・

幸せ→←幸い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す