＊ ページ13
「んｯ！？ ひぅっ、……ゃ、あっ」
俗に言う、首攻め。
どうやら首が弱いらしく、ほんの少しの振動だけで体を大きくビクつかせる。
だからなのか指でなぞるように滑らすと大きく嬌声を上げている。
と、ここでとあることに気づく。
寝ると宣言した部屋から他人の喘ぎ声が聞こえたら……？
直感的にヤバいと感じて、すぐさま手を止める。
「ｯえ、……ゃ、めないで、」
「……あぁ、もう。坂田さん、声聞かれると明日ややこしい事になるから服噛んどいて」
服を捲り上げて口元に持ってけば、ゆっくりと噛む。
これで大丈夫なはずだ。
噛んだままの坂田さんに「続けていい？」と聞くと恐る恐る頷かれた。
じゃあ、続けよう。
また首攻めでもしようかと手を伸ばしかけたところでちょっと変えようかと顔を近付ける。
「ｯ！？ ん、んぅ、あ、ぁ……っ！」
慣れない感覚なのか舌を這わすたびに弱いのもあり、服越しにだけども大きな嬌声を上げている。うん、服噛ませといてよかった。
そろそろいいかな、なんて口を離して彼の方を見る。
潤んだ瞳に赤くなった顔。
服を噛んでいるけども、ほんの少し涎を垂らしている。
やば、これはいいかも。
なにもしない私に疑問を抱いたのか坂田さんが自分で服を下ろして、問いかけた。
「もう、おしまい……？」
「え、まだやってほしいの？ だいぶ落ち着いたと思ったんだけど……」
まぁいいや。
また首元に顔を近づけて、思いっきり噛み付く。
「あ"っ！？ ゃ、い"、ぅぁ、」
ほんの一瞬、それだけでも余程のものだったのか坂田さんは肩を揺らして、悲鳴に似た嬌声を上げた。
それでも声を我慢しようとしているのか自身の手の甲を自分の口に当てて声を抑えている。
「ｯふ、は、ｯぁ……」
「どうする？」
もう終わりにする？そういう意図を含めた言葉に坂田さんはふるふると首を横に振った。
もう涙が流れてるのに終わろうとしない彼は強がりなのか、それともただ快感を感じていたいのか。
分からないけど、彼が満足するならいいかもしれない。
「ｯん、ぁ、ふ……」
さっき服を捲り上げたから完全に降りきってないため、見えている肌に指を這わせる。
ゆっくりとしているからか、それほどではなく坂田さんは小さく喘いでいる。
「……ｯ、もっと、ちょーだい」
時刻は2時前。結構やったなぁ、と思いながらも坂田さんに目をやる。
自室には戻れなさそう。今日だけだ。
寝っ転がってる彼に向こうに行くように告げて、私は隣に寝転がった。
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noppi(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年4月20日 22時) (
レス) @page37 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです！ここで終わってしまうのが悲しいですが、わかりました(´;ω;｀) (2021年4月20日 19時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
凪桜(プロフ) - りーゆーさん» ハロウィン折角だから書こうかな〜と！こちらこそありがとうございます！ (2019年10月31日 22時) (レス) id: b3cf2c91ae (このIDを非表示/違反報告)
りーゆー - 凪桜さん» ハ、ハロウィンだ〜〜！！ありがとうございますっ！！！！ (2019年10月31日 22時) (レス) id: fedfe469a7 (このIDを非表示/違反報告)
凪桜(プロフ) - らんまさん» コメントありがとうございます！めっちゃ嬉しいです〜！！ (2019年10月16日 22時) (レス) id: b3cf2c91ae (このIDを非表示/違反報告)
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