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Story 8 ページ8

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お礼を言ったあと、お互い気まずい空気が流れ、私はいてもたってもいられなくってそのまままたダッシュで家に帰った。





だって、彼への自分の気持ちに気づいてしまったから。





たった2回しか会ったことなくて、名前さえ知らない。





ただわかっていることは、鬼邪高の人でケンカが強いってだけ。





(また、会いたい。)





しれっとそんなことを思いながら家に着に入ると有ちゃんとお母さんが楽しそうに話をしている。





私が帰ってきたことに気づいた有ちゃんはさっきのように心配そうに近づいてきたが、大丈夫だと一言だけ言って私は部屋に戻った。





(…大丈夫なんかじゃないよ…。)





私は恋愛というものを1度だけしたことがある。





小学6年生のとき、クラスの男の子のことを好きになり、それから中学を卒業するまで想い続けていた。





特にアピールなんていうものをしたこともなく、ただ何か用がある時だけ話す、同級生という関係で終わった。





そう、私は意気地無しなんだ。





今回もそうやって終わっていくんだろうと思う。だから嫌なんだ。こんな自分を変えようともしない自分が。





『私のバカ。。。』





私は自分のダメなとこをわかっていながら変えようともしない自分に嫌気がさし、いつの間にか涙を流していた。





その日はご飯も食べずお風呂も入らないでただ泣きじゃくって寝たのだった。

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- 最高です!!ゆっくりでもいいので更新楽しみにしてます! (2022年10月10日 17時) (レス) @page10 id: 77ccf80c6f (このIDを非表示/違反報告)
オシヒカリ(プロフ) - オリ/フラたってるので外した方がいいですよ... (2022年10月6日 17時) (レス) id: b878bfc50e (このIDを非表示/違反報告)
莉夢#梵天の信者(プロフ) - オ/リ/フ/ラ/立ってます、、!違反になるので外して頂けると幸いです!(上から目線みたいですみません、、) (2022年10月6日 16時) (レス) id: 9e38cf74ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルネ | 作成日時:2022年10月1日 15時

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