141話 陣平side ページ22
颯真「……もっとがまんするなら、あかちゃんなんていらない！」
まさか颯真がそんなことを言うだなんて思いもしなかった。
陣平「颯真！」
俺はつい勢いに任せて怒ってしまう。思えば、こんな風に颯真が怒るのも、俺が叱ったのは初めてだ。
颯真は泣きながら、部屋を出ていこうとする。
『颯真……待って！』
陣平「あいりはそこにいて。俺が行くから。」
俺はあいりを止めて、颯真が入っていった部屋に行った。
ドアを開けようとすると、颯真が阻止してきて入ろうにも入れない。
陣平「颯真、ドア開けてくれないか？」
颯真「いやだ！またがまんしなきゃいけなくなるでしょ？」
陣平「我慢してほしいって言いに来たんじゃない。少し昔の話をしようと思って。」
颯真「むかしのはなし……？」
陣平「そう、昔の話。颯真が産まれた時の話。颯真に話してあげないとと思って」
そういうとガチャっとドアが開く。
陣平「ありがとう。」
颯真「……ぼくがうまれるはなしするんでしょ」
泣き腫らした颯真が出てきて、俺は颯真の横に座って話し始める。
陣平「颯真が産まれた日は心地よい風が吹いてて、空は綺麗に澄んでて。それが颯真の名前の由来だ。」
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カルーア - 本当に面白かったです!応援してます。私も長女でそうくんの気持ちわかります。 (2023年4月26日 22時) (
レス) @page37 id: 12bbba78f7 (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - AYUMIさん» ありがとうございます！本当ですね！訂正しておきました！これからもよろしくお願いします！ (2023年4月10日 16時) (レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
AYUMI(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いております！私も長女なので、そうくんの気持ち覚えてます笑146話の松田さんのセリフがそうくん表記になってますので、また手直ししていただければ幸いです！これからの更新楽しみにしております！ (2023年4月9日 8時) (レス) @page27 id: 3b6a14b16e (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - 雫空さん» ありがとうございます！更新を楽しみにしてくださる方のために、無理のないよう更新していくので、見守ってくださったら幸いです(^^*) (2023年3月30日 3時) (レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
雫空 - 毎日、作品の更新楽しみにしてます！作者様も無理がないよう更新頑張ってください😄 (2023年3月27日 12時) (レス) id: c6546d1b90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーこ | 作成日時：2023年1月24日 23時
