9話 ページ10
景光「お待たせ。ココアとコンポタどっちにする？」
『ココアで。』
景光「ココア好きだね。」
『甘いのが好きなの。』
景光「そうなんだ。覚えとくね。」
『あの…今日はすごく楽しかった。誘ってくれてありがとう。おかげで小説のイメージが少し思い浮かんできた。』
帰ったら、すぐに今日あったことを書きたい。今の私のそのままの気持ちを。
景光「良かった。また今度どこか行こうね。」
『うん！』
景光「そういえば、小宮さんの作品読んだよ。」
『えっ！？』
まさか、読んでくれているなんて思ってもいなくて、驚きでココアを零しそうになってしまう。
景光「本屋に行って、そこにあった小宮さんの作品全部買ったんだ。」
『そうだったんだ…なんか、恥ずかしいな…』
景光「それで小宮さんって凄いなって思ったんだ。」
『凄い？』
景光「1度読み始めたら、その世界に惹き込まれて、夢中になっちゃうんだ。だから、あっという間に読んじゃった。特にデビュー作の、最後のシーンすごく好きなんだ！って……何で泣いてるの…！？」
気づいたら、涙が私の頬を伝っていた。
『えっ……あ、ごめん…。こんな褒められたの…初めてで…嬉しくて……』
デビュー作以来、誰かにこんな褒められた事なんてなくて、諸伏さんの言葉がすごく嬉しくて堪らないのだ。
そして諸伏さんが、そっと涙を拭ってくれる。
景光「何度でも言うよ。オレ、ゆりの書く小説が大好きだ。」
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りーこ(プロフ) - まみこさん» 教えて下さってありがとうございます！訂正しました！ (2023年1月26日 21時) (
レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - まみこさん» ありがとうございます！次の降谷さんの新作もよろしくお願いします！ (2023年1月25日 16時) (レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 完結おめでとうございますうううう！！！！こらからもりーこさんの作品見続けますっ！！！最高でした、ありがとうございました！！ (2023年1月25日 12時) (レス) @page32 id: daec2b3e51 (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - まみこさん» ありがとうございます！新作もよろしくお願いします！ (2022年12月3日 23時) (レス) @page4 id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - りーこさんらしい、素敵な作品です！更新頑張ってくださいね！ (2022年12月3日 21時) (レス) @page4 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーこ | 作成日時：2022年12月3日 20時
