6話 ページ7
景光「あの…本当にオレでよかったんですか…？もっと良い人居るはずなのに…」
なんて聞いてくる。
『……昨日言った通り、助けてくださった時、王子様かと思いました。諸伏さんの存在に私は助けられたんです。この恩を言葉にしたためてお礼がしたいんです。』
景光「小宮さん……」
『良い作品にします。必ず。』
景光「ありがとうございます。執筆の方、順調ですか？」
『いや…それが、登場人物の設定がまだ定まってなくて…なので、諸伏さんの事、もっと教えてくれますか…？』
景光「もちろん。何が知りたいですか？」
『あの、年齢って…』
景光「22歳です。まだ警察官になりたてで、分からないことだらけです。」
『同い年だったんですね。とても落ち着いていらっしゃるから、私より歳上なのだと…』
景光「えっ…！同い年！？オレてっきり歳下だと…」
『ハハッ、よく童顔って言われます。背も小さいし、だからよく年確されます。』
景光「同い年なら、タメ口でいいかな？これからたくさん一緒に過ごす訳だし…」
『あ、そうだね。その方が気遣わなくて良いし。』
景光「じゃあ他には知りたいことない？」
『趣味とか、特技とか…』
景光「うーん、料理とかかな。」
『料理できるの！？』
景光「うん。昔母に教えてもらったのがきっかけでハマっちゃって。」
『私も料理するんだけど、なかなか上達しなくて、料理できるの羨ましい。』
景光「ならオレが今度教えるよ。」
『えっ！？』
景光「小説の参考にもなりそうだし。オレ、ビーフシチュー作るの得意なんだ！小宮さんにもぜひ教えたいな。」
そう前のめりになって諸伏さんが言う。気づけば私の目の前に、諸伏さんの顔があった。
景光「ご…ごめん！近かったよね！？」
諸伏さんは顔を真っ赤にして離れていく。
『ふふっ、料理好きなんだね。私も諸伏さんのビーフシチュー教わりたい。』
景光「……そうだ、小宮さんってどこか行きたいところある？」
『……行きたいところ？』
景光「オレ明日非番だから、小宮さんも空いてたらどこか行きたいなって。小説のネタにもなりそうだし…」
『私も明日空いてるよ。行きたいところ……あ、私フラワーパーク行きたい。』
景光「じゃあフラワーパーク行こうか。待ち合わせはここで。」
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りーこ(プロフ) - まみこさん» 教えて下さってありがとうございます！訂正しました！ (2023年1月26日 21時) (
レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - まみこさん» ありがとうございます！次の降谷さんの新作もよろしくお願いします！ (2023年1月25日 16時) (レス) id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 完結おめでとうございますうううう！！！！こらからもりーこさんの作品見続けますっ！！！最高でした、ありがとうございました！！ (2023年1月25日 12時) (レス) @page32 id: daec2b3e51 (このIDを非表示/違反報告)
りーこ(プロフ) - まみこさん» ありがとうございます！新作もよろしくお願いします！ (2022年12月3日 23時) (レス) @page4 id: d49ab6f07e (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - りーこさんらしい、素敵な作品です！更新頑張ってくださいね！ (2022年12月3日 21時) (レス) @page4 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーこ | 作成日時：2022年12月3日 20時
